Googleレンズがスゴイ

子供が勝手にGoogleフォトをいじっていたら、思わぬ発見をしました。「Googleレンズ」という機能で、写真に写っている商品を解析して、商品ページに案内してくれます。すごい時代になりました。

謎のアイコンを押してしまった

Googleフォトの下に並ぶアイコン。左から3番目。

何を表しているかも分からず、触ることはありませんでした。

しかし、怖いもの知らずの子供が、好奇心でボタンを押してしまいます。

すると、画面にドットが現れ・・・画像解析が始まりました。

マニアックの商品も特定

関連コンテンツ、類似商品が出てきます。

いや、すごい時代になった。画像解析から商品購入に誘導する話は聞いたことがありましたが、すでに実装されていて、自分の手の中(スマホ)にあったなんて。

新しい機能に手を出さないでいると、時代に取り残されそうです。

イニシャルの3Dプリントはコスパ良し

3Dプリンターの効果的な使い方の1つで、イニシャルの印刷があります。人によって違うもの、つまり量産されて売っていないものを小さめに印刷するときは、コストパフォーマンスが高いと思います。

マスクが誰のものか分からなくなる

家族全員分、涼しいマスクを買いました。

長さ調整ができ、大人でも子供でも使えます。

買って気づいたのは、マスクが誰のものか分からなくなってしまうこと。

イニシャルを付ける

マスクが黒で、名前を書くのも難しく、3Dプリントしたイニシャルを付けることにしました。

マスクに取り付ける丸かんは100円ショップで買います。

誰のマスクか識別しやすい

イニシャルを付けたことで、子供4人、誰のマスクか混同することはありません。

破損しにくいゴムのような素材(TPU)を使っています。

まだ4回くらいですが、洗っても大丈夫です。

コスパの良いオシャレな名札

イニシャルはモデリングも簡単で、小さければ3Dプリントも10分以内。早くて経済的。

3Dプリントには適した造形物だと思います。

ちょっとだけオシャレな名札になりました。

子供の工作は日常の問題を解決する

子供が大きくなってきたため、物置だった北側の部屋を、子供用の寝室にしました。暑いので床置き型のエアコンを導入します。しかし、窓が小さすぎて排気の板がはまりません。その問題を長男(9歳)が解決してくれました。

床置き型のエアコン

工事のいらないエアコンが、2種類あります。

窓設置型と、床置き型です。

今回の寝室は窓が細長く、窓設置型は使えません。工事を避けると選択肢は床置き型になります。

購入したのは「ナカトミ 移動式エアコン MAC-20」。

思ったより大きく邪魔なのですが、移動できるのが少し救いです。

付属の器具で取り付けられない

床置き型でも熱気は窓の外に排気するため、ホースを窓に取り付けます。しかし、窓の隙間を埋める取付具が、窓の形に合いません。

買う前から分かっていて、自作する予定でした。

時間があるとき作ろうと思っていたら・・・

長男「ぼくが作るよ。」

頼もしい言葉。

段ボールで取付具を作る

私が席を外している間に、出来上がっていました。

エアコンの入っていた段ボールを加工して作ったようです。

サイズを測って、カットしたようで、ピッタリです。

エアコンを運転してみると、熱気は外へ、寒気は中へ、しっかり使えます。

遊びだった工作が、もはや、日常生活の解決に役立つレベルに成長していました。

ホワイトボードは設計図になる

早めに買っとけばよかった。ホワイトボードを家に2か所、導入しました。予定を書いたり、子供の漢字勉強に使われたり、落書きに使われたり・・・。特に最近は設計図を書くときに活躍しています。

発想を図に書き起こす

長男がホワイトボードに設計図を書いていました。ハンドルを回すと、マイクロビットの加速度センサーが反応して、パソコンに無線で命令を飛ばし、スクラッチに上のレーシングゲームに反映するようです。

既にこのレーシングゲームは作り始めているようで、今週中に見せてもらいます。

子供の遊びから発電を学ぶ

一昨日工作に失敗して煙を吹いた車。電池ボックスを外して、モーターとタイヤだけにしました。その車を子供が手で走らせて遊んでいると、思わぬ発見が・・・。

訳の分からないことを言う長男

「車のスイッチを入れるとブレーキがかかる。」

電池がないのにスイッチを入れても何も起こるはずないだろ。

・・・。

いや、待て!?

実際に私も車を手で走らせ、スイッチを入れて確かめました。

本当だ。スイッチを入れるとブレーキがかかる。

発電されている

発電の原理を思い出しました。モーターを回すと発電される。

手で動かすことで、タイヤと連動したモーターが回り、発電され、進行方向とは逆回転の抵抗が発生しているようです。

2つのモーターがスイッチを介して導線でつながっている不思議な回路なんですが、偶然、発電を体感することが出来ました。

電子工作の失敗と、子供の遊びが偶然を生みました。

子供が安全にモーターを使うには?

昨日、長男が工作中していた車から煙りが上がりました。電池4本をつないだのが1つの原因。安全を考えると、回路をリレーで分解して、電池2本の3Vを最大電圧にするのが良いかもしれません。

micro:bitでラジコンカーを作りたい

micro:bit(子供向けマイコン)でプログラミングを出来る長男が、2つのmicro:bitを使ってラジコンカーを作っています。

しかし、モーターの扱いは意外と難しい。

昨日はモーター2つに電池4本を繋いで、煙が上がりました。

私の感覚(ミニ四駆の経験)だと、電池2本までなら大丈夫だそうなので、モーター1つと電池2本のセットを2つ作ることを提案しました。

リレー回路を長男に提案

回路図は正確に書けないので、車の回路のイメージ図です。

リレー回路を2つ使います。

電子工作初心者に、リレーはとても分かりやすい。

リレーは回路をつなぐスイッチ。micoro:bitからリレーに3Vの電圧をかけると、回路がつながりモーターが回る想定です。

手元に3Vリレーがないため、Amazonoで注文。

長男の好奇心が旺盛なときに残念ですが、一時工作は中断です。

続きはまた今度。

煙が上がる、車の工作

最近、クッキースタンプ装置を作っています。その装置が自走できるようにしたいと考えています。長男に自走用の車を作ってもらいました。組み立て後、テスト走行させると、煙が上がりました。

組み立てが得意な長男

amazonで買った「The perseids 2WDロボットスマートカーシャーシ」。

電子工作で、自走させたいときに使う車です。

中国製で安い分、説明書が分かりにくい・・・。

しかし、組み立てが得意な長男は、ささっと車を作り上げました。

走る 回る

単3電池を4本入れて、長男が車を走らせます。

直線に走り、机の脚で、くるっと回る!?

マイコンも積んでないのに、トリッキーな動きをする。

スゴイ!

煙が上がる

しばらくすると、車から煙が上がりました。

急いで電源を切るように、長男にいいました。

「熱ち!」

どこか、熱いところに触ったようです。

見ると、電池ケースが溶けています。

本来はマイコンに電池をつないで、そこからモーターを制御する使い方です。

6V をモーターにつないじゃダメですね。

煙が上がったり、熱かったり、電源の扱いには注意が必要だと、良い経験になりました。

笑顔の効果・作り笑いでもOK

重度障害者の笑顔を、仕事にする仕組みを考えています。カメラで笑顔を認識して、インターネット経由でクッキーにスタンプを押す仕組みです。笑顔には人生を幸福にする効果があると言われます。

笑わないと開かない冷蔵庫

昔、東京大学の暦本純一先生の講演で、笑わないと開かない冷蔵庫を作った話を聞きました。(動画はこちら 2:01から)

アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズ先生の研究がもとになっており、作り笑いをするだけでも、精神状態にプラスの影響を与えることが分かったそうです。

だから笑わないと開かない冷蔵庫のように、生活の中に無理やり笑いを組み込んだとのこと。

とても印象に残るお話でした。

行動が先行する

改めて、暦本先生のお話に出てきた、ウィリアム・ジェームズ先生について調べました。

すると、ジェームズ先生の興味深い名言が見つかりました。

楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。
We don’t laugh because we’re happy – we’re happy because we laugh.

引用:ウィリアム・ジェームズの名言・言葉(英語&日本語) | 名言+Quotes

happy・・・幸福を感じるのは、笑うといった行動の結果だというのです。

他にも、気になる名言として、

自分の行ないが変化をもたらすかのように行動しなさい。それが変化をもたらすのだ。
Act as if what you do makes a difference. It does.

やはり、行動が先行するというお話です。

もう、100年以上前に亡くなられたウィリアム・ジェームズ先生の言葉です。しかし、激変する現代社会では、非常に重要な真理になる言葉だと思います。

コロナなどの社会の激変に対し、受け身にならず、状況を好転させたいなら自分が行動して変えていく。

勇気はいるものの、必要なことでしょう。

笑顔の効果を深堀

笑顔の効果は、実際試して見ればいい。笑うか笑わせるか行動しよう・・・というのが最重要ですが、もう少し笑顔の効果についての知識を、深堀したいと思います。

こちらのnoteを引用させて頂きます。

笑顔のもたらす効果 〜【嬉しいから、笑う】のではなく【笑うから、嬉しい】ことが訪れる〜

◾️効果1:幸せホルモンの分泌促進 & ストレス解消
◾️効果2:記憶力UP
◾️効果3:新陳代謝の促進
◾️効果4:自律神経が整う
◾️効果5:免疫力が高まる
◾️効果6:美容効果UP

いいことだらけですね。

自分にとってだけでなく、周りも笑顔の人と接したほうが幸せでしょう。

とはいえ、私のようなPC画面と向き合って、何か作っているのが好きなタイプに、笑顔はつらい。

笑うことでストレスが溜まる人がいることも、十分理解できます。

だからこそ、冒頭で紹介したスマホに向かって笑うような、対人を最小限にしたり、機器の操作として機械的に笑う仕組みを考えています。

鏡文字!?クッキースタンプの失敗

お母さんの退院祝いに、文字入りクッキーを作りました。「おかあさん たいいん おめでとう」。3Dプリンターで作ったスタンプをクッキーに押してみると・・・鏡文字!?失敗しました。

お母さんにクッキーを作る

子供たちがお母さんのためにクッキーを作ります。

生地をこねて、伸ばして、ハート型にくりぬきます。

3Dプリンターで作ったクッキースタンプ

次男がモデリングしたスタンプです。英語の方は私が作っています。

これをクッキーの生地に押し当てます。

どれだけキレイにスタンプのあとが付くか、ドキドキする瞬間です。

鏡文字!?

スタンプを上げた瞬間、びっくり!

文字が鏡文字になりました。

いや、考えれば当たり前ですが、もう仕方ない・・・。

クッキー焼き上がり

焼きあがったクッキー。

日本語が若干読みにくかったです。予備で作った英語の方が、単純な形状で、やはり読みやすかったです。

・・・いや、どちらにしても、反転して読みにくいです。

スタンプは鏡文字で作るという原則を、子供たちと学べました。

ただ、文字に関係なく、お母さんは喜んでくれたので良いでしょう。

スマホで動く・笑顔でクッキースタンプ

笑顔でクッキースタンプを押す装置を作りました。スマホのカメラに向かっ笑うと、スタンプが押されます。途上国の重度障害者が使うことを想定して開発しています。

笑顔で仕事をする

途上国で重度障害者に会いました。(経緯は省略します。)

手足は自由に動かないものの、素敵な笑顔をしたので、笑顔を使って仕事を何かできないか考えました。

その重度障害者の住む家の近くに、クッキー作りをしているカフェ(日本のNGOが経営)があります。そこでクッキースタンプを押す仕事ができないかを考えています。

笑うたびにクッキーにスタンプが押される仕組み。

ちなみに、笑顔は不思議で、例え作り笑いでも、笑うことで体に良い効果があると言われます。ナチュラルキラー細胞(免疫細胞)が活性化させる話は有名かもしれません。

仕事で社会の役に立ち、笑うといった行動が、その人の人生を良くするだろうと、考えています。

途上国ではAndroid

途上国ではAndroidのスマホが普及しています。iPhoneは高級機種で、途上国で使ってもらう場合はAndroidで動く仕組みを考えます。

また、笑顔を認識するクラウドAPIを使ってしまうと、途上国で働いた給料よりAPI課金料金の方が高いという本末転倒な状況も起こり得るため、JavaScriptを使った表情認識、つまりスマホのブラウザ上だけで表情を解析します。

Androidで動作テスト

スマホのカメラで笑顔を解析し、IoTボード「Obniz」に命令を飛ばし、クッキースタンプを押します。

検証端末はマニアックすぎる「Unihertz Atom」。

1年前のミドルレンジ(普通)の性能だと問題なく動き、まだ余裕を感じます。

もう少し、スペックの低いスマホでも動作するか検証します。

明日、実際にクッキーを焼く

18日間入院していたお母さん(妻)が今日、退院しました。検証を兼ね、退院祝いにこのクッキースタンプを使います。