魔法テープで鉢植えの耐震

先日、震度5の大きな地震がありました。部屋の壁の鉢植えを確認したところ、一つも落ちているものはなかったです。地震対策で貼っていた魔法のテープが効果を発揮しました。

魔法のテープの耐震力

Amazonで売っている「魔法のテープ|両面テープ」。

地震で倒れないよう、耐震用に使えます。

私は陶器の鉢植えの底に貼り付けていました。

テープは柔軟に曲がります。

震度5でも大丈夫

省スペースの台の上に鉢植えを飾っていました。

この状態で震度5の地震が来ましたが、まったく落ちる気配はありませんでした。

魔法のテープの耐震力はすばらしい。

そして、前もって地震対策をしていて良かったです。

ここまで省スペースな場所に置いたことで、地震対策の必要性を感じたことが、逆に良かったのかもしれません。

cheero CANVAS故障で買い直し

電子工作電源はcheero CANVASがやっぱり良い」と言って数日後、cheero CANVASが動作しなくなりました。それでも同じものを買い直してしまいます。

負荷をかけすぎた?

obnizボード直挿しでMG996サーボモーターを使おうとしました。

しかし、電流不足で動作はしなかったです。

動作しないだけではなく、つないでいたモバイルバッテリー「cheero CANVAS」の電源が落ちました。

そして、二度と電源が入ることはありませんでした。

試しにcheero CANVASを充電ケーブルにつないでみると、充電ランプはつきますが、充電できません。

バッテリー本体も異常に高熱になり、危険しか感じないので破棄することにしました。

無理に電力消費の大きいサーボモーターを使って、負荷をかけすぎたことが原因かもしれません。

cheero CANVASを買い直す

cheero CANVASが不良品だった可能性も0ではありません。しかし、使い方が問題だった可能性が大きいです。

もう一度同じ商品を買い直すことにしました。

この、軽くて使いやすいモバイルバッテリーは、電子工作用として代わる商品が思い当たりません。

今度はそこまで無理に負荷をかけず、利用していきます。

100ANSIルーメンプロジェクターを昼間に使う

明るさ100ANSIルーメンのモバイルプロジェクター「PTVDISPLAY P8I」を、日中に使いました。小さい文字を読むのは無茶ですが、ビデオ通話利用であれば、意外と問題ないです。

PCみたいなプロジェクター

2年前くらいに買ったモバイルプロジェクター「PTVDISPLAY P8I」。Amazonで2万5千円くらいと、そこそこの値段です。

USBポートが2つあり、キーボードやマウス、Webカメラなどを繋げます。

中にはAndroid OSが入っているので、ブラウザ利用も可能です。

ビデオ通話で使えるか?

スマホのビデオ通話アプリで、遠隔地の人とボッチャをやっています。しかし、画面が小さくて、なんかさみしいです。

臨場感が欲しいので、遠隔地の人をプロジェクターで映したくなりました。

Webカメラとブラウザが使えるプロジェクターなら、PCやスマホがなくてもビデオ通話可能です。

日中でも耐えられる明るさ

モバイルプロジェクターということもあり、明るさ100ANSIルーメンで、少し暗めです。

しかし、直射日光の当たらない壁になら、日中でも投影して見られるレベルでした。壁ではなくスクリーンに投影すると、もう少し見やすくなるでしょう。

もちろん細かい文字を読むことが難しく、ブラウザに入力した文字が見えにくいなどの問題はありますが、ビデオ通話では不便を感じない明るさです。

900ANSIルーメンのものもある

最新のモバイルプロジェクター情報を見ると、「XGIMI Halo+」という900ANSIルーメン・・・9倍の明るさのものがあるようです。

昼間でもはっきり見えるのでしょう。

これは試してみたい・・・。

ビデオ通話でリモートボッチャ!

ビデオ通話を使って、リモートでボッチャをする仕組みを作っています。手軽に利用できる装置と、簡単に操作できるWebアプリを追求しています。

リモートボッチャ実施

遠隔操作できる装置を用意して、リモートボッチャを実施してみました。

専用のWebアプリ(WebRTCで自作)をブラウザで開いて操作します。

遠隔で自分の好きな方向をむくことができ、コートを見渡すことができます。チーム戦の場合は、仲間の方向を向いて、ビデオ通話で作戦を話し合うのも良いでしょう。

リモートであること以外は、基本的に公式戦BC3と同じボッチャのやり方です。遠隔地の選手はアシスタントへの指示と、ボールのリリースを行います。

ランプを動かしたり、ボールをセットしたり、リリーサー(棒)を伸ばすのは、現地のアシスタントが行います。

持ち運び可能なリモートボッチャ装置

モバイルバッテリーで動く、手軽なリモートボッチャ装置を作りました。

スマホを取り付け、専用アドレスにアクセスすれば動きます。

装置の重さは375g(スマホとバッテリーを除く)。

ただでさえ重いランプの重量を増やさないよう、軽さ重視です。

出張で持ち運べるよう、あわせて超軽量ボッチャランプも制作しています。

最近はボッチャランプを持っている施設が増えてきたため、リモートボッチャ装置だけを持ち運べば済むかもしれません。それならより手軽です。

リモートボッチャ専用Webアプリ

遠隔地の選手が使う専用Webアプリには、オプションがあります。

上からのカメラを用意できれば、コートの俯瞰映像を見たり、それを拡大したりして、戦術を考えやすくなります。

また、このアプリは視線操作前程のUIとしているので、PCにTobiiのトラッカーなどを取り付ければ、手足が障害で動かなくてもボッチャ可能です。(もちろんマウス操作も可能です。)

手軽さと楽しみの追求

現在は手軽さに特化させているリモートボッチャ装置。

これをレクリエーションボッチャで利用するのであれば、プロジェクターにスマホを接続して、遠隔地の選手をスクリーンや壁に投影したほうが楽しいでしょう。

遠隔地の選手が一緒にボッチャを楽しんでるように見えるはずです。

また次回、プロジェクターを利用して、リモートボッチャを試してみます。

ボッチャボール発射装置・改良

遠隔でボッチャボールを発射する装置を改良しています。前回はビデオ通話用のスマホを取り付けるパーツの強度が弱かったので、頑丈なフレームとサーボモーターで組み立て直しました。

遠隔でボッチャボール発射

遠隔操作でボッチャをする装置です。

スマホを取り付け、ビデオ通話で選手がアシスタントに遠隔で指示を出せるようにしています。

取り付けたスマホは上下左右、遠隔で操作して、選手が自由に視界を変えられるようにしています。

視界を変えるためのサーボモーター

ビデオ通話用のスマホは、サーボモーターで向きを変えます。

前回はスマホを搭載したとき、サーボモーターのパワー不足が問題となりました。

今回は、パワーがあるMG995サーボモーターを使います。スマホホルダーにサーボモーターを接続するジョイントは、3Dプリントしました。

安定の保持力

改修して、頑丈になりました。

遠隔で上下左右、問題なく向きを変えられます。

この装置を使い、再び遠隔ボッチャをテストします。

天井にスマホを貼り付けて俯瞰映像を配信する

ボッチャのパラリンピック放送で、コートの俯瞰映像はとても分かりやすかったです。もし、天井の低いところでボッチャをするなら、スマホとZoomを使って同じことを再現できるかもしれません。

スマホ天井取り付けホルダー

スマホを挟むホルダーを3Dプリントし、木の板に取り付けただけのものです。

これをマスキングテープで天井に貼り付けます。

取り付けたスマホは、世界最小4Gタフネスとうたっている「Unihertz Atom」。軽いし、万が一落ちても、壊れないでしょう。

それでもリスクがあるので、スマホの破損とケガには注意してください。

俯瞰映像配信

天井のスマホで俯瞰映像を配信します。

別のPCから、Zoomなどのビデオ通話をつなげれば、ボッチャの俯瞰映像を楽しめます。

イベントで配信するなら

ある程度予算のあるイベントだと、トラスを組んで俯瞰カメラを取り付けられます。しかし、安くもなく、手軽でもないです。

昔、ドローンを飛ばして俯瞰映像を撮ったこともありました。

ボッチャをしている障害者施設でも試しましたが・・・ドローンは凶器にもなるので、不特定多数の人が参加するイベントでは、簡単に利用できません。

ボッチャの俯瞰映像ライブ配信を低予算で手軽に実現したい場合、天井にスマホを貼り付けてしまうのが、良いかもしれません。

obniz直挿し!サーボモーター比較

obniz直挿しで使えるサーボモーターを比較します。動作の安定性とパワーのバランスが良いのは「SG-5010 」。ぎりぎりまでパワーを求めるのであれば「MG995」が良いかと思います。

obniz直挿しサーボモーター比較

サーボ型番 重さ パワー※1 回転角度※2 ギア obniz直挿し
SG-90 9g 1.8 180° ナイロン
SG-5010 38g 5.5 180° ナイロン ※3
MG995 55g 7.0 120° 金属 ※4
MG996 55g 9.4 180° 金属 ×※5

※1 パワーは4.8V動作時、単位はkgf・cm
※2 同じ型番で360°回転するタイプも存在する
※3 不安定現象が確認されている
※4 公式で動作確認されていないが、初代obniz Boardなら動作した
※5 360°回転タイプは動作したことがある

安心だが貧弱なSG-90

電子工作で最も一般的なサーボモーター。obnizと組み合わせて、合計15個くらい使ったことがありますが、動作不具合の経験はありません。

仮に不良品に当たっても、安いので痛手にはならないでしょう。

弱点はパワー不足。108gのスマホを持ち上げようとしたら、異常音が発生して動作しなくなりました

物を持ち上げる用途には向きません。

公認でパワーがあるSG-5010

obniz公式サイトで動作確認されており、SG-90の約3倍のパワーがあるサーボモーターです。

物理スイッチを押し込むときに、使ったことがあります。

電源によっては動作が不安定になると報告があり、SG-90よりはトラブルになる確率が高いかもしれません。

それでもobnizではよく使われるサーボで、パワーと安定性を両立させたい場合は、SG-5010が最良の選択になるかと思います。

頑丈な金属ギアのMG995

メタルギア(MG)のサーボモーターです。

外装はSG-5010とほぼ変わらず、ネジ穴の位置も同じで互換性があります。

ただし、サーボホーンを取り付けるギア部分がSG-5010より少し大きいので、完全互換ではありません。

SG-5010よりパワーがあり、さらにギアは金属で耐久力があるので、重いものを持ち上げることもできるでしょう。

ロボットアームに向いているサーボです。

公式ではobnizに直挿しで動作確認はされていないので注意が必要です。

個人的な調査だと、「obniz Board 1Y」では動作せず、初代「obniz Board」だったら動作しました。

サーボの回転角度も注意が必要です。データシートでは120°となっていますが、実際試すと120°以上回転します。180°には届かず、微妙な動作範囲でした。

MG995から進化したMG996

Amazonの商品説明では「従来品のMG995のギアと制御回路を改良した、金属ギアのデジタル・サーボ。」とあります。

番号が1つ増え、少し改良しただけと思ったら間違えです。

パワーが995と比較して、996は34%もアップしています。(型番の数字を1増やすより、感覚的には10くらい増やしてほしかった。)

回転角度180°のMG996を2つ買いましたが、どちらもobniz直挿しでは電流不足で動作しませんでした。

ただし以前、回転角度360°タイプのMG996は、obniz直挿しで動作したことがあります。

どういうことかは分かりません。

金属ギアのサーボモーターをobnizに直挿ししたい場合、無理をせずMG995を選択した方が良いかと思います。

ハロウィンのチョコ制作

チョコレートを使って、ハロウィン用のホラーなお菓子?を子供たちが作っています。4人とも個性的なお菓子を作って、私に配ってくれました。

最もホラーな四男のお化け?

四男が作っていたのは、人型のお化け?

表情が怖いです。

三男が作ったコウモリ

三男がくれたのは、アポロ付きチョコ?

これは、コウモリのようです。

次男はヒゲの何か

次男がくれたのは、ヒゲをはやした何か。

コーンフレークはヒゲだと教えてくれましたが、それ以外は何か確認せず、食べてしまいました。

長男は安定の人型

長男のクリエイティブは安定しています。

人型のチョコレートです。

子供たちがそれぞれお菓子作りを楽しみ、私も出来上がるお菓子を楽しみました。

チョコレートセットみたいなものが売っているようで、もし店で見つけたら、お勧めします。

小学生がブラック企業を学ぶ

小学5年の長男が図書館から『気をつけよう!ブラックバイト・ブラック企業』を借りてきました。気になって、私もついつい手に取ってしまいました。

図書館で子供向けに

この本は労働の話なので、中学生・高校生向けとなります。

小学生が借りてくる本ではないような気がしますが・・・長男は興味深く読んでいました。

レジの打ち間違えで差額弁償とか、不要商品の買取とか、事例がいくつか紹介されています。私がバイトを始めたときは当たり前にありました。(だからこういう本が作られたのでしょう。)

今はネットで拡散されるリスクがあるので、ブラックな状況は少なくなっていると思います。

ただ、不況が続くと経営悪化から、ブラック企業は増えるでしょう。子供の身を守るため、図書館に本が置いてあるのは良いことだと思います。

たとえ本がなくても、親の世代は氷河期だと思うので、ブラック企業には敏感に反応して、相談にのることもできるでしょう。

ブラック企業って何?

本では悪人みたいなオーナーや先輩が登場しますが、ブラック企業は人の問題より、社会システムの問題が大きいことを、補足的に長男に伝えました。

ブラック企業は日本の社会システムの弱点が生み出したもの。

昔の日本人は、終身雇用と充実した保証の代わりに、「24時間働けますか?」という過酷な労働要求を受け入れていました。

会社に尽くすのが当たり前という価値観が多かったと思います。

しかし日本経済が悪化して、この社会システムの負の側面が大きく出ます。

サービス残業で「72時間働けますか?」(IT業界では「三徹」と呼ばれる)というような、会社に命を捧げるような状況も、あったと思います。

報酬と労働のバランスが崩壊し、耐えられなくなった若い世代が「ブラックだ!」とネット上で声を上げたのが認知の始まりだったと思います。

・・・なんだか、労働に対して怖い話ばっかりとなってしまいましたが、長男が社会に出るころには、労働の価値感が大きく変わっていると思います。

どんな時代になっても、自分が納得して働けるようになる心の持ちようが、重要かもしれません。

3M 3Dプリンタープラットフォームシートの性能が高い

3Dプリントで一層目の定着のために、昔はのりを使っていました。ここ1年くらいは3Mの「3Dプリンタープラットフォームシート」を使っています。一層目の定着が強く、おすすめできる性能です。

3Dプリンタープラットフォームシート

3Dプリンターのプラットフォームに貼り付けるシートです。

元のプラットフォームはザラザラして、すべり止めみたいになっていますが、このシートを貼ると、逆にツルツルになります。

定着するのか心配になるかもしれませんが、性能は確かです。

鏡面仕上げみたいになる

このプラットフォームシートで造形したものは、一層目にあたる底の部分が鏡面仕上げみたいになります。

のりを使うより、底がきれいに平面になります。

シートは長く使っていると歪んだり剝がれたりしますが、3枚入っているので長期間もつでしょう。

一層目の定着トラブルが減り、満足しています。