『悪い本』で強い心を育む!?

四男(5歳)が「これ読んで。」と、絵本を持ってきました。題名は『悪い本』。悪いことしちゃダメだよ~という本かなと思ったら、本当に悪い本でした。

ホラーです

『悪い本』のあらすじをここでは書きませんが、心臓に悪い本です。

ホラー要素が強いです。

対象年齢は7歳以上で、幼児の閲覧は注意が必要。

しかし、図書館にも保育園にも普通に置いてあるので、6歳以下の子も見る機会があります。

四男は保育園にある『悪い本』を、わざわざ図書館でも借りてくるので、お気に入りなのでしょう。

好きならいいのですが・・・いったいこの絵本に、どんな教育効果があるのか疑問に思ってしまいます。だってホラーだよ!?

平静さを保てる強い心を育む!

amazonの紹介文で、『悪い本』の期待効果が記載されていました。

幼いころから怪談に親しむことによって、
子供たちは豊かな想像力を養い、
想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、
さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、
人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。

・・・そうなんですね。

異常気象とか、コロナとか、不況とか、想定外の事態に直面することの多い近年では、役立つ一冊なのだと思います。

ウサギの白玉?子供のクッキング

子供たちが白玉を作っています。・・・ちょっと大きいな。普通の丸い白玉だけではなく、ウサギの白玉も混ざっていました。

ウサギ白玉

何か1つ、形状が違う白玉。ウサギのようです。

白いからウサギを作りたくなったのでしょう。

はたして、ゆでても崩れないのかな?

白玉で造形は可能

見事、型崩れせず、ウサギが出来上がりました。白玉って造形可能なんですね。

「写真撮って!」と三男から頼まれます。

サクランボのアクセントと一緒に撮影するとは、なかなかセンスがいいです。

ブラインド・ボッチャでも戦術を楽しめる

コロナ影響で子供たちが家にいることが多く、室内でできるボッチャをやる機会が増えています。私も子供と一緒にボッチャをしました。ただし、普通のボッチャではなく、目隠しをした「ブラインド・ボッチャ」です。

ブラインド・ボッチャとは?

一部の国ではボッチャの視覚障害者向けクラスがあります。ブラインド・ボッチャと呼ばれ、触覚と音を頼りにボールを投げて競います。

冒頭の写真にあるボール位置を触覚で知ることができるボードを触り、見えない状態で、次の投球の戦術を考えます。

ブラインド・ボッチャでヒットはできるか?

第1エンド。私(赤)と長男(青)は暴投しつつも、徐々に投球精度が上がっていき、ジャックボール(白)に近づいてきました。

私(赤)の4投目になりますが、コースは自分のボールと、相手のボールでふさがっています。

この場合、自分の赤ボールを押すプッシュが良いですが、目隠ししているとそこまでの精度が出る気がしません。

少し右を狙いましょう。

相手のボールを飛ばすヒットを使いながら、投げたボールを近づけることができるかもしれません。

アシスタント(四男)に、赤・青の間を叩いてもらい、音で投球位置を確認します。

成功です!

何も見えない暗闇の中で、ヒットができました。

見えなくても戦術が楽しめる

ジャックボールに近づけるだけだと、ボッチャはあまり面白くないですが、ヒット、プッシュが使えるなら、戦術の幅が広がります。

ただし、あまり遠いと、ヒット、プッシュは難しいでしょう。

ブラインド・ボッチャでは特に、最初は狭いコートで遊んだ方が楽しいと思います。

睡眠への再挑戦『スタンフォード式 最高の睡眠』読み始め

最近、壊滅的に眠りの質が悪く、日中に寝てしまったり、問題が起きているような気がします。書籍『スタンフォード式 最高の睡眠』を読み、改善を試みます。

改善したはずの睡眠が悪化

夜寝る前、薄明りで手まりを作ると睡眠の質が高くなることが分かりました。しかし、このリラックスした時間を作っていると、徐々に仕事が溜まっていき、納期に追い込まれて不眠になるというリバウンドが起こりました。

週に何回か眠れないことがあり、休日は日中眠くて、何度か寝てしまい、まずい状態です。

根本的な問題解決は仕事量の調整ですが、それが難しいので別の方法を探ります。

『スタンフォード式 最高の睡眠』

私のような睡眠のコントロールをできない人のために、よさそうな本がありました。

『スタンフォード式 最高の睡眠』超一流の眠り方。

本のタイトルは過剰になりがちなので、過度な期待には注意します。有効な情報がないか、冷静に探ってみようと思います。

読み始め0章は知っている情報が多かったのですが、今後1章以降で、睡眠に有効な情報と出会えることを願います。

ボッチャバッグが劣化し処分

KENKOのボッチャセットを5年前に買いました。だんだんバックが劣化し、内部の表層がはがれて、床を散らかすようになりました。そして妻が捨てました。

赤い破片が散らばる

パラリンピックに触発され、子供たちがボッチャをやるようになりました。

ただ、なぜか家でボッチャをやると、赤い破片が床に散らかります。

原因を探ると、どうやら専用バッグの内側が劣化しているようです(写真右側)。

「じゃ、捨てていいね。」

と、妻がゴミ箱にバッグを捨てました。

私にとっては苦渋の決断でしたが、捨てることを承諾しています。

他の施設に持ち込んで、散らかす可能性があるからです。

替わりのバッグを買った方が良いでしょう。

ボッチャケースは高い!

専用のボッチャケースもアポワテック社で売られています。

ハンディライフ社製のボールケースが、おそらく最安で22,000円。

一番高いものは10万円を超えます。

高い・・・。

あきらめて、しばらくは適当なバッグに入れます。

ボッチャコートの俯瞰映像で投球ラインを考えたい

東京2020パラリンピック。ボッチャ日本のメダル獲得に喜びました。ボッチャの放送を見ている時、少しだけ困ったのが、選手とボールの位置関係が分からないこと。コート全体の俯瞰映像が見れると、投球ラインが分かり、より楽しめると思います。

どこから投げるか分からない

放送ではジャックボール付近を上からズームして表示してくれたおかげで、ミリ単位の戦いを見て楽しめました。

しかし、ズームが逆に問題になることも。

戦術を考えようにも、選手とボールの位置関係が分からず、投球ラインを考えようがない場面がしばしば。

冒頭の写真のように、画面の端にコート全体のワイプがあると、きっとみんなで戦術を考えながら楽しめるでしょう。

ボッチャ放送は進化する

2016年のリオ大会は、上からの映像がなかったですし、そもそも国際映像自体がなく、日本で見られませんでした。

今回がボッチャ中継のスタートラインだと思います。今後、進化していくでしょう。(新井さんの解説があり、最高のスタートだと思います。)

前述の俯瞰映像の他、カーリングのようにピンマイクで選手の声を拾ったり、テニスのようなボールのカメラ解析で審判のデジタル化が進んだり・・・

ボッチャの人気が出るほど、楽しくて分かりやすい放送ができると思います。

マインドストームでボッチャボール昇降機

長男がマインドストームで、ボッチャボール昇降機を作っています。自分でボールを拾えない人の手助けに。以前作ったボール回収機と組み合わせることができれば、実用的になるかもしれません。

マインドストームでボールを持ち上げるには?

長男が試行錯誤しながら、ボールを持ち上げる方法を考えています。

ボッチャボールは重いので、単純なフォークリフトのような作りだと、難しいかもしれません。

うまくいかないようで、見るたびに壊して作り直していました。

ボールが昇った!

「できた!」と長男が私に報告しに来ました。

見るとベルトコンベアでボールを挟んで昇降させています。

そうきたか!

面白い発想です。

前に作っているボッチャボール回収機と、今回の昇降機を連係動作できれば、ボールが拾えない選手の替わりに、ボールを取りに行って渡すことが出来るかもしれません。

しかし、ごめん。マインドストームは高いから、2つ買えません。

ボール回収機を分解して、ボール昇降機を作っています。

ただ、長男に電子工作やプログラミングの基本スキルは身に付いているので、きっとマインドストーム以外(micro:bitとか)でも、作ることはできるでしょう。

テキストで追うボッチャが楽しい

東京2020、ボッチャ団体予選。映像がなかったのでTwitterのテキストで試合状況を追うことにしました。意外と文字だけでも楽しいです。

日本選手が放送されない!

ボッチャ団体、日本VS韓国を見ようと思ったら、NHKサイトで配信されていません。放送もなし。

これはもう仕方ないです。国際映像として配信しているので、日本人の都合を優先してくれません。

むしろ、2016リオ大会のときは、ボッチャの国際映像はなかったので、日本で試合中継を見ることはできませんでした。(私はリオに見に行きましたが・・・)

今回、これだけボッチャの試合中継を見られるだけでも、素晴らしいことです。

Twitterで追うのも面白い

中継のないボッチャの試合を知るため、行きついたのはTwitterリアルタイム検索。

そこではボッチャの情報が集まり、時々試合状況が入ってきます。

ボッチャをある程度知っていれば、意外とテキスト情報だけでも楽しめるものです。

試合状況だけではなく、応援とか、喜びとか、共感するテキストも流れるので、中継放送とはまた違った楽しみができます。

偶然ですが、私にとっては新しい楽しみ方の発見でした。

ボッチャ解説の新井さんにも感動

杉村選手の金メダルに感動しました。同時に、解説を務めた新井さんにも、感動させられました。(写真は2017年に新井さんが進行したボッチャイベント。進行のうまさに衝撃を受け、この後私は日本ボッチャ協会の普及員になりました。)

最高のボッチャ解説

東京大会のボッチャ解説は、Twitterなどを見ても、非常に評価が高いことが伺えます。

手書きの解説も分かりやすいですし、感情もこもってますし、何より言葉の選択が素敵です。

4エンド、ボンサー選手最後の投球。その時の解説が特に印象的でした。

実況の「ここから4点というのは、もうほぼほぼ難しい状況でしょうか。」という問いに対し、新井さんは「そこは、見て楽しみましょう。」と答えています。

新井さんはあえて最後まで勝利を伝えず、審判のコールを待ちました。

最高の瞬間を自分が口にせず、視聴者と杉村選手と会場にいる仲間と喜べるまで待ちました。

新井さんの声は、最後は涙声でしたし、感情を抑えて解説に徹したと思われます。

それが杉村選手に匹敵する感動を与えてくれました。

ボッチャが一過性にならず、日本に根付く大きなきっかけになる1日になったと思います。

引き続き、団体戦も楽しみにしています。

腕に力が入らないのが武器!?ボッチャ杉村選手

東京2020パラリンピック。ボッチャ杉村選手が決勝に上がり、本日の試合が楽しみで仕方ありません。そして昨日、杉村選手のエピソードを放送で聞き、気づかされることがありました。

力がないから力まない

杉村選手は腕に力が入らず、パワーショットが難しいそうです。

しかし、力が入らないから力まず、リラックスして投げられるというのです。そのため、こういう大舞台でも正確なコントロールができるそうです。

もちろん、相当な練習を積んでいることが前程にあると思いますが、それでも驚きます。

一見、力が入らないのは障害で、投球では不利に思えます。しかし、見方を変えると、安定したコントロールに欠かせない武器になり、実際に世界トップクラスに上り詰めています。

障害のクリティカルシンキング

腕に力が入らないことは、この環境や場面では本当に障害なのか?

前提を疑い、論理的に推論し、思考の多様性を追求する。

こういったクリティカルシンキングが重要だと、杉村選手のエピソードを聞いて改めて思い知りました。