ビデオ通話でリモートボッチャ!

ビデオ通話を使って、リモートでボッチャをする仕組みを作っています。手軽に利用できる装置と、簡単に操作できるWebアプリを追求しています。

リモートボッチャ実施

遠隔操作できる装置を用意して、リモートボッチャを実施してみました。

専用のWebアプリ(WebRTCで自作)をブラウザで開いて操作します。

遠隔で自分の好きな方向をむくことができ、コートを見渡すことができます。チーム戦の場合は、仲間の方向を向いて、ビデオ通話で作戦を話し合うのも良いでしょう。

リモートであること以外は、基本的に公式戦BC3と同じボッチャのやり方です。遠隔地の選手はアシスタントへの指示と、ボールのリリースを行います。

ランプを動かしたり、ボールをセットしたり、リリーサー(棒)を伸ばすのは、現地のアシスタントが行います。

持ち運び可能なリモートボッチャ装置

モバイルバッテリーで動く、手軽なリモートボッチャ装置を作りました。

スマホを取り付け、専用アドレスにアクセスすれば動きます。

装置の重さは375g(スマホとバッテリーを除く)。

ただでさえ重いランプの重量を増やさないよう、軽さ重視です。

出張で持ち運べるよう、あわせて超軽量ボッチャランプも制作しています。

最近はボッチャランプを持っている施設が増えてきたため、リモートボッチャ装置だけを持ち運べば済むかもしれません。それならより手軽です。

リモートボッチャ専用Webアプリ

遠隔地の選手が使う専用Webアプリには、オプションがあります。

上からのカメラを用意できれば、コートの俯瞰映像を見たり、それを拡大したりして、戦術を考えやすくなります。

また、このアプリは視線操作前程のUIとしているので、PCにTobiiのトラッカーなどを取り付ければ、手足が障害で動かなくてもボッチャ可能です。(もちろんマウス操作も可能です。)

手軽さと楽しみの追求

現在は手軽さに特化させているリモートボッチャ装置。

これをレクリエーションボッチャで利用するのであれば、プロジェクターにスマホを接続して、遠隔地の選手をスクリーンや壁に投影したほうが楽しいでしょう。

遠隔地の選手が一緒にボッチャを楽しんでるように見えるはずです。

また次回、プロジェクターを利用して、リモートボッチャを試してみます。

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