GoProとInsta360でサバイバルゲーム?

子供が誕生日プレゼントにマシンガン(?)の水鉄砲を選びました。

GoPro7とInsta360 ONE Xを装着して、銃を構える姿は、もはや通信兵のコスプレです。

この状態で撮影すると、サバイバルゲームをやっているような映像になりました。

銃が好きな男の子

誕生日プレゼントに銃を欲しがる気持ちは分かります。私も子供のころ、なぜか銃を欲しがりました。

肩にGoProをクリップで装着し、リュックにInsta360付きの自撮り棒を挿して、なかなかスゴイかっこうです。

完全に通信兵です。

ひと気のないところだからか、恥ずかしくなく、本人も兵になりきっていました。心は戦場にいるようです。

GoPro7とInsta360 ONE Xの比較

肩に装着しているGoProと、背中のInsta360の映像を見てみましょう。

まずはGoPro。※Gifアニメにするときに減色しています。

ゲームの一人称視点みたいです。

ちなみに子供同士で水鉄砲を撃ち合うと面白い映像が取れそうですが、Insta360 ONE Xの方が防水ではないので、禁止しました。

続いてだいたい同じ場面をInsta360で撮影した映像です。

後ろで誰か撮影ているみたいですね。

しかし、これ、自撮りです。

自撮り棒を伸ばすほど、俯瞰映像になります。

GoProは高コントラスト

2つの動画を見比べて、気になるのはコントラスト。

GoPro7で撮影したものは、かなり補正が効いているのか、空が鮮やかな青です。

全体的にもコントラストが高いです。

一方、Insta360 ONE X。

ちょっとくすんでいます。これはこれで自然なので、良いと思います。

もし、GoProとInsta360の2つの映像を混ぜて編集するときは、コントラストを合わせたほうが良さそうです。

Hueでプロジェクターが見えやすいように

IoT照明「Hue」。せっかくならスゴイ使い方をしたいところですが・・・地味に実用的なのは明るさ調整でした。

家でプロジェクターを使うとき、生活に困らない程度に暗くするのに、Hueが活躍します。

ちょっと暗くしたいときに便利

妻が発表会のため、プロジェクターを使ったプレゼンの練習をしたいと言いました。

プロジェクターがよく見えるよう、Hueでちょっと暗くします。

明るさを調整できる照明が珍しいわけではないですが、Hueも簡単にアプリで明るさ調整ができます。

あら便利。と、思った瞬間でした。

モバイルプロジェクターでもよく見える

100ANSIルーメンで、ちょっと光が弱めのモバイルプロジェクター。

写真では投影スクリーンをぼかしていますが、実際にはそれなりに鮮明に見えています。

周囲を少し暗くすることで、実用レベルになりました。

フルカラーHueの機能の無駄遣いにも思えますが、明るさ調整は地味に便利です。

 

 

誕生日を光で演出 Hue Sync

1,600万色以上の色が出せる照明Hue。

この色のバリエーションを、特別な日にフル活用しましょう。

1,600万色以上あっても・・・

表現豊かな色を出せるHue。アプリで照明の色を変えて遊べるものの、一通り色を変えてしまうとすぐに飽きます。

日常的にころころ色を変えることもないので、1,600万色以上の使いどころが難しいです。

非日常的で、光がころころ変わるような状況って・・・そうだ!誕生日の演出に使いましょう。

Hue Syncで音楽と連動

PCに流れている音楽と照明を連動させる「Hue Sync」という専用ソフトをインストールします。

正確にはPCで現在再生されている音と連動するので、例えばYouTubeの解説動画を見ているだけでも照明が連動して光ります。

Hue Syncは、音と連動させるほか、映画やゲームとも連動させられるようです。

誕生日を照明で祝おう!

誰の誕生日でもないのですが、とりあえず長男を祝いました。

照明連動のサンプルを掲載します。

効果音素材:ポケットサウンド

音と光の相乗効果

誕生日の音楽が、想像以上にジーンときました。

音と光は相性がいい!

誕生日ではなくても、卒業式とか送迎会とかで、バラードと光を連動させると、もう泣いちゃうかもしれません。

ちなみに、色のカラーパレットは選べます。

点滅の強さも選べるので、シーンによって強さ優しさを、手動調整しましょう。

1,600万色以上の色合いをフル活用するなら、Hue Syncを導入するのが良さそうです。

アイマッサージャー 悪くないかも

一時的に、ほとんど視力がなくなることがあります。

普段は裸眼で運転できる視力はあるのですが、疲労が蓄積しすぎると、仕事中にマウスポインターが見えなくなったり、文字を4倍くらいに拡大しないと読めなかったり・・・。

目が見えないと仕事に支障がでるので、アイマッサージャーを使うことにしました。

温かくて飽きないマッサージ

購入当初は期待値が低くかったのですが、思ったより心地よいです。

温かくて、毎回変わるマッサージパターンに驚きました。

モミモミされたり、ブルブルされたり、アイアンクローされたり、飽きません。

科学的な効果は分かりませんが、「効く」と思いこめば、より目の疲労を回復するでしょう。

なぜ、目が見えなくなるまで働いた?

マイナーすぎる分野なのですが・・・Web制作で視覚障害者向けのコード(WAI-ARIA)を書いて、スクリーンリーダーやiPhoneのボイスオーバーで検証をしています。

Webのコーディング自体、理解されにくい分野で、ブラウザ対応に不毛な時間を取られることがありますが、さらにJavaScriptで動的にさんざん作ったサイトを視覚障害者向けの音声対応までするとなると、もはや大変さを説明する時間もなくなります。

聞く時間は見る時間より長いから、検証時間が跳ね上がり、なんだか予想以上に長時間労働になり、疲労が蓄積してしまいました。

昔から何回かあったのですが、疲労が蓄積すると、焦点が合わず目の前がぼやけて見えなくなります。

視覚障害検証ができるラッキー!

ミイラ取りがミイラになるというのでしょうか?

視覚障害者向けのコードを書いていたら、視覚に一時的な障害がでました。

かなりピンチのとき、クライアントから急ぎの修正が入りました。

アップ作業を代わってくれる人はいたのですが、自分で作ったやっかいなコードの修正は、引き継ぐほどの猶予はありませんでした。

テキストエディターの文字を拡大し、コードを修正します。

Webサイトの修正確認は、目で凝視するのが大変で、読み上げで行いました。

あれ、本当の視覚障害検証ができる・・・ラッキー!

冷静に考えよう

何で目が見えなくなるんでしょう。

きっと、休め。という体のアラートだと思います。

さらに冷静に考えましょう。

これ、アイマッサージャーで解決しようとせず、仕事の調整をするか、眼科に行った方が良いんじゃないか??

ブラインドボッチャの発祥を知る

近頃、ブラインドボッチャの調査に力を入れています。

この歴史を探ると比較的新しく、2006年にイギリスのコーチが考案したようです。

2012年に言葉が出回る

「blind boccia」という言葉がはじめてネット上に登場したのは2012年3月27日。

2012ロンドンパラリンピックの年で、イギリスがパラリンピックを盛り上げていた時期でした。

専用道具はデンマークの会社が販売

ブラインドボッチャ用の触覚グリッドを販売しているのは、デンマークの会社「Handi Life Sport」です。

ボッチャ用品のメーカーとして有名かと思いますが、ゴールボールも取り扱っており、そこから視覚障害者向けボッチャにつながって、開発されたのかもしれません。

余談ですが、私自身、ゴールボールも体験したり、選手のお話を聞いたことがあります。少し前まで家にボールもありました。

ゴールボールは、なかなかハードなスポーツです。

ボールが当たって骨折もあるらしく、なんでそんなにストイックなのか・・・。

もう少し手軽に楽しめる視覚障害向けスポーツ、ブラインドボッチャが考案されて良かったと感じます。選択肢が広がり。

2006年にMark Beeby氏が考案

Handi Life Sport社のサイトにある動画を見ていて気付きましたが、ブラインドボッチャが考案されたのは2006年のようです。

考案したのはイギリスのインクルーシブ・マルチ・スポーツコーチ※のMark Beeby氏。

※Inclusive Multi sports Coach・・・なんと訳せばよいのか分かりません。

どんなコーチかまで、調べるに至っていませんが、ブラインドボッチャの最低限の歴史は知ることができました。

BC7・ブラインドボッチャ

ブライドボッチャの情報を海外のサイトで調べていると、「BC7」というクラスを見つけました。

ボッチャの国際大会では障害に応じたクラスが4つ、BC1~4だけですが、一部の国ではBC8まであるようです。

イングランドの障害者スポーツは進んでいる?

史上最高の成功と言われる「ロンドン 2012 パラリンピック」。歴代最高の観客動員数で、東京パラリンピックでも参考にしている関係者は多いと思います。

そんなイングランドにも「BOCCIA ENGLAND」という組織(協会?)があり、ブライドボッチャの説明をしているページがあります。

All athletes in the visually impaired category (BC7) wear an eye shade and have an assistant/plotter who stands behind the box and plots the balls as they are played.

視覚障害者クラス(visually impaired category)の「BC7」!?

ボッチャはBC4までしかクラスがないと思っていましたが、イングランドではBC8まであるようです。

イングランドのボッチャクラス分け

クラス分けの説明ページを見つけました。

説明の文章は、紙の資料を画像を貼り付けただけで、テキスト化されていない・・・。自動翻訳は使えません。

勘で翻訳(推測)します。
※情報が正確でない可能性があります。またBC1~BC4は割愛します。

BC5・・・BC1~2に該当しない軽度な車椅子ユーザーで、脳性麻痺かどうか問わない。

BC6・・・BC1~5に該当しない障害者?

BC7・・・視覚障害者

BC8・・・知的障害者

2019年現在、BC4までは国際的に認められており、今後、増えていくのだと思います。

ボッチャは、障害が軽くなると国際大会を目指せなくなる悲しい状態なので、BC5あたりは2024年パラリンピックには追加されるかもしれません。
(追記:2024年に残念ながらBC5は追加されませんでした。)

BC7、BC8も、開催地域が増え、国際大会ができれば面白いですね。

今は、BC7の普及活動に努めます。

ブラインドボッチャ・テスト

視覚障害者向けのブラインドボッチャを、テストしに出かけました。

触覚でのボール位置把握は良い評価だった一方、聴覚でのボール位置把握は、音が反響して分かりにくいという改善点もありました。

ブラインドボッチャ

ブラインドボッチャを評価しに、祖父母の家に行きました。

リビングにコートを設営し、3球ずつの簡単な試合を実施。

視覚障害者向けと言いながら・・・今回は全員晴眼者でのテストです。

アイマスクをして投げてもらいます。

音で距離感がつかめない

ブラインドボッチャでは、拍手でボールを投げる場所を指示します。

しかし、思ったより外れてしまいます。

私もアイマスクをして、目標地のところで拍手をしてもらいましたが、ぜんぜん距離感がつかめません。

狭い部屋だから音が反響して分かりにくいのか?

もし拍手じゃなければ・・・たとえば、鈴なら分かりやすいのか?

根本的に私の聴覚の性能が低いのか?

分かりません。引き続き検証してみます。

触覚での位置把握はできる

触覚でボール位置を判断する仕組みは機能していました。

「白ボールの手前に、赤ボールと青ボールがあって・・・」と、口頭で説明しながら、触覚でもボールの配置を感じてもらいます。

邪魔なボールをよけて、白いボールに近づけるか?

ナイスボール!!

見えないとは思えない投球です。

触覚と言葉で、ボール位置を説明するのは問題なさそうです。

あとは音をうまく使えるか、引き続き検証します。

ブラインドボッチャ・タブレット

視覚障害者が触覚を頼りにボッチャを出来る仕組みを作っています。

全盲の方に使用感を確認して、試作を進めています。

失敗も多かったですが、だいぶ形になってきました。

ボールの位置を触覚で

ボッチャのボールの位置を触覚で知るため、ボールの色によって形の違うシンボルを作っていました。

このシンボルにマジックテープを付け、コートを模した布に貼り付けていきます。

コート上のボールの位置が分かるようになります。

実際、全盲の方に触ってもらったところ、ボールシンボルの形状違いが分かりやすいとのことでした。

コートを上から撮影

ボールの配置を知るために、天井に取り付けたカメラで映像を取得しています。

カメラを使うと事前の設置準備が大変ですが、試合やレクリエーション進行は楽になります。

カメラが無いと、コート上のボール位置を確認して、布にシンボルをくっつけて、それをプレイヤーに渡して・・・と、繰り返す手間がかかるため、進行の回転率が下がります。

そのため、即座にボールシンボルを配置できる仕組みが欲しいです。

とは言え、カメラをコートの真上に配置するのは難しいでしょうし、横から撮影して射影変換したり、複数カメラで合成したり、進行以外が大変になるので、無理のない程度にカメラは導入しようと思います。

ブラインドボッチャ・タブレット組み立て

コートを模した緑色の布(マジッククロス・写真中央)の下に、厚さ1mmの立体的なライン(写真左)を仕込みます。

ラインは3Dプリンターで出力したもので、線を感触で知ることができます。

そして布とラインをタブレットに重ねれば、コート映像が布に浮き出てきます。

タブレットに固定しよう

タブレットと布、そしてラインがずれないよう、ゴムで固定したいと思います。

ズボンなどに使われるゴムを、布の両端にミシンで縫い付けました。

伸び縮みするため、ある程度のタブレットサイズに対応できそうです。

タブレットにしっかり固定できるようになりましたが、ミシン掛けが下手すぎて・・・つらい。

妻からも手作り感満載だと、笑われました。

しかし、今回は特に見た目にこだわっても仕方ないので、先に進みます。

ブラインドボッチャ・タブレット試用

コートを模した緑の布に、実際のコートの試合状況が浮かびあがります。

そこにボールシンボルを配置し、触覚で判断できるようになりました。

シンボルが大きすぎますが、小さいと取れやすいし、まずはこれでブラインドボッチャを開催しましょう。

今月中で日程調整しています。

マジックテープにはマジッククロス

マジックテープでブラインドボッチャの試作品を作っています。

以前、マジックテープをフェルトにくっつけようとしていましたが、つき方、はがれ方が納得できません。

そこで、マジックテープがくっつく専用の生地を買うことにしました。

さすがに専用の生地は、すばらしい脱着感です。

マジックテープ用の「マジッククロス」

マジックテープがくっつく「マジッククロス」。分かりやすいネーミングです。

質感も良く、だいたい1m×10cmで100円くらい。

コストパフォーマンスも高く感じます。

マジックテープ付きのボールが、しっかりくっつきます。

前にフェルトを使っていた時は、くっつきがあまく、不満がありました。

※フェルトを利用していた時の写真です。

そして薄い

マジッククロスは100円ショップで買ったフェルトより薄く、タブレットの上に重ねても、ディスプレイを透過して見ることができます。

ボールの位置を布に投影したいとういう、自分のやりたいことができました。

マジッククロスの性能に、満足です。

アクリルミニテーブル・強化

壊れたアクリルテーブルを新たに作り直しました。

薄くて大きいアクリル板は割れそうなので、小さめのアクリル板に変更しています。

さらに3Dプリンターで補強材を作り、強化することにしました。

アクリルミニテーブル

アクリル板の4つ角に支柱を差し込み、ミニテーブルを作っています。

このままだとグラグラするので、支柱同士をクロスで支える補強材・・・支柱を対角線で結ぶ棒を追加したいです。

3Dプリンターでジョイント生成

補強する棒を柱に取り付けるには、ジョイントが必要です。

3Dプリンターで、程よいジョイントのサイズを探ります。

サイズ違いをいくつかプリントして、切り取って装着してみましょう。

ちょうどいいサイズ感がわかりました。

今度は棒付きのジョイントをプリント・・・する前に、諸事情でこのテーブルはいらないと気づきました。

補強を中断。

中途半端な話になってしまいましたが、家具の補強を3Dプリンターで実現できる可能性は見えました。

余談:諸事情

あまりにニッチすぎるものを作っていて、明日くらいにならないと、何が作りたいか説明できないと思いますが・・・

とりあえず、アクリルテーブルを作ろうと思ったきっかけは、下からプロジェクターで光を当てて、フェルトを透かして映像を見れるものが欲しかったから。

本当は上からプロジェクターを照射する予定でしたが、邪魔だったのでテーブルの下に入れました。

制作途中で薄くてフェルトの替わりになる生地が見つかり、もうこの生地をタブレットに巻き付ければ、映像を投影でき、自分の求める要件を達成することに気づきました。

プロジェクター配置用のアクリルテーブルはもう不要。

いらないものが増えてしまった・・・。