ステアテック ボッチャコートの注意点

自宅でも本格的な試合気分を味わえる「ステアテック カフェ ボッチャコート3000」。おすすめの商品ではありますが、イベントや店舗で利用する場合には、若干の注意が必要です。

ジャックボール無効ゾーンが青色

商品画像では全面緑のコートでしたが、届いた商品はジャックボール無効ゾーンが青色です。(2021年11月現在)

東京2020パラリンピックで放送された、第1コートの配色に合わせて変更したのかもしれません。

個人的には青でも良いですが、もしカフェに導入する場合、インテリアとしての色彩コーディネートもあると思います。商品と実物の色が違うので、配色を気にする方は、注意が必要です。

ターゲットボックスはない

このコートにはクロスしかありません。

ペナルティスローで使うターゲットボックスが無いのが少し残念です。

使う機会はあまりないとは思いますが、本物のコートに極力準拠してもらいたい気持ちはありました。

滑りやすいので四辺を養生テープで留める

このコートをイベントや店舗で使う場合、注意が必要なのは養生留めです。

販売元のサイトには「四隅は養生テープで止めてください。」と書いてあります。しかしAmazonの商品サイトの方に書かれている「四辺を養生テープで留める」が正解だと思います。

四隅ではなく四辺です。

四隅だけの養生留めだとシートがズレて、ボッチャ体験者や審判が、転ぶリスクを感じました。

イベントや店舗での利用を考えている時は、安全に注意して、四辺を養生テープで留めましょう。

安全に使えればおすすめ

注意点をいくつか書きましたが、本格的なボッチャ気分を味わえる良い商品です。

軽さと、収納しやすさ、設営のしやすさも魅力的です。

ワンランク上のボッチャを体験したいとき、役立つと思われます。

Windows11 文字変換ができないときの対処

Windows11にアップデート後、早速トラブルが発生。文字変換が2回までしかできません。以前のバージョンのIMEを使うことで、解決することができました。

文字変換が2回まで!?

Windows11のどのアプリでも、文字を変換しようとすると、2回までしか変換できません。

「へんかん」→「返還」→「変換」→無反応

というような症状です。

office365のインストールとWindows11へのアップデートを続けて行った後に問題が起こったので、どちらか(もしくは両方)が原因かと思います。

以前のIMEバージョンに戻す

問題になっているのはIMEで、MicrosoftのサポートにIMEバージョンを戻す方法が記載されています。

Windows11の場合、以下の手順で設定できます。

日本語IME設定を開く

タスクバーにある虫眼鏡をクリックします。

検索ボックスがでるので「ime」と入力。

検索結果に「日本語IME設定」が表示されるのでクリックします。

IMEバージョン変更

IME設定画面が開いたら「全般」をクリックします。

全般の画面の下の方に「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という項目があります。これをオンにします。

確認のポップアップでOKを押すと反映されます。

変換されない問題は解消

検索ボックスやメモ帳などで、文字を打ってみましょう。

無事、変換候補が表示され、2回までしか変換できない問題は解消されました。

電子工作に適したコンパクトなUSBケーブル

電子工作でUSB給電を行うとき、ケーブルをコンパクトに納めたいことがあります。Amazonで売っている「microUSB 短い ケーブル L字 約12cm」は安定して使えています。

コンパクトなUSBケーブル

Amazonで「オーディオファン microUSB 短い ケーブル L字 約12cm」として売られているコンパクトなケーブルです。

端子も短くL字のため、マイコンやモバイルバッテリーに挿した時、最小限のでっぱりで済みます。

ただし、注意書きで「4.4mm以上のmicroUSBコネクタ長を要する機器には使えない」とあります。

今のところ給電できなかった経験はありませんが、もし特定のデバイスだけ給電できないのなら、コネクタ長が足りないのでしょう。

AliExpressにもある

AliExpressで買った短いL字USBケーブルです。

microUSBだけではなく、TypeCもあります。

L字の向きにもバリエーションがあり、自分の電子工作に合わせて選択できます。

このケーブルは端子が長く、4.4mm制限はないようです。端子が長い分、先に紹介したAmazonのケーブルよりは出っぱります。

ただ、見た目としては作りが荒く、性能がちょっと心配です。

ケーブル性能はどちらも同じ

スマホを充電して、ケーブル性能をテストします。

まずはAmazonで買ったオーディオファンのケーブルです。

電圧/電流が5.06V/1.29A。

続いてAliExpressで買ったケーブルの電圧/電流。5.06V/1.33A。

正常値です。

電流の大きいラズパイに使えるかは分かりませんが、小さいマイコン利用では、どちらのケーブルも問題なさそうです。

特にAmazonで買った方のケーブルは1年半くらい、それなりの頻度で使っているので耐久力もあると思います。

Amazon評価を見ると当たりはずれはあるようです。ただ、もしかしたらケーブルの不具合ではなく、4.4mmコネクタ長の仕様が原因になっているのかもしれません。

レーザーカッターの端材がかじり木に

我が家のモルモット(ももたろう)は、バルサ材が大好きです。レーザーカッターでバルサの端材が大量に出ますが、モルモットのかじり木として、無駄なく利用できます。

不要になったバルサ

レーザーカッターを使っていると、端材だけでなく、加工に失敗したものなど、不要なバルサ材が大量に出てしまいます。

ただ捨てるだけではもったいない・・・。

モルモットが大好き

うちのモルモットが、バルサを喜んでかじることを思い出しました。

ケージに入れると、すぐさまかじりだします。

かじり木として、無駄なくバルサを消費できて満足です。

中世の兜を段ボール工作

長男は段ボール工作が好きで、様々なものを作ります。今日は中世の兜をかぶって登場しました。

段ボール兜

長男がロボットみたいな仮面をつけて登場しました。

「兜!」

・・・と、言っているので、中世の騎士がかぶる兜のようです。

目のところに穴が空いていて、前は見えるそうです。

なかなかインパクトがあるかっこうです。

目のカバーは開く

兜をパカッと開けてくれました。

目のカバーは上にずらすことができるようです。可動の設計は、長男の得意分野です。

さりげなく後頭部には、段ボールを細く裁断した飾りのようなものも付いています。

見た目もギミックも良くできている段ボール工作でした。

ボッチャボールの規定が厳しく

2021年の国際ボッチャ規則で、ボールの規定が厳しくなりました。ボールの中に、金属や磁石を入れることもNGになりました。ボッチャの競技人口が増え、ルールが厳格になっていくのを感じます。

国際規則でボールの規定

BISFed国際ボッチャ規則– 2021年‑2024年(v.1)※英語で、ボールの中身についての規定が追加されていました。

一部抜粋します。

  • ボールは均一なサイズのパネルを縫い合わせる(通常、正十二面体)
  • 表面はビニール、ポリウレタン、皮革、合成皮革、スエード、または伸び縮みしにくい同様の素材
  • 中身の材料は、非導電性、非金属性、および非磁性のもの
  • ボールの色はBISFedの許容可能な色の範囲内に
  • ボールに穴が空いていたり、切り傷があってはいけない
  • ボールの表面に接着剤を付けたり、グリスを付けてはいけない

中身に磁石はダメ!

気になったのは、ボールの中に磁石を入れて、ボールをビタッとくっつけるのは反則になったこと。

逆に今まで材料の規定がなかったので、ボールの中身を細工できたことになります。

ボールの使い込みに注意!

ボールの素材は有名メーカーを使っていれば問題ないと思います。

気を付けないといけないのは、ボールの色と表面の傷かもしれません。

ボールを使い込むと、色が黒く変わって、BISFedの許容範囲から外れる可能性があります。ただ、色の許容範囲の規則を見つけられず、どの程度の範囲か分かっていません。

ボールの傷については国内よりも、途上国の選手で問題が起こりそうです。

床の状況が良くない場合が多く、新品のボールに数か月で穴が空くような場面が見られました。

途上国の選手が規定を知らずに国際大会に出ようとして、ボールが使えないことが今後あるかもしれません。

規定が厳格に

少し前までボールの規定は、大きさと重さしか決まっていませんでした。

2021年の国際ボッチャ規則で、ボールに関する規定が厳格になりました。

規定を細かく書かないといけないほど、ボッチャがスポーツとして近代化しているのを感じます。

サーボモーターブラケットの拡張パーツ

ランプに簡単に取り付けられる、リモートボッチャver.3を制作中です。モーターとブランケット周りを改修し、カメラ操作の安定性を上げました。今回は少し専門的な部品の話になります。

サーボモーター変更で安定稼働

一つ前のバージョンでは、サーボモーターにMG-995という強めのサーボモーターを使っていました。しかし、obnizボードとモバイルバッテリーで動かすには少々無理があり、フリーズしてしまうことがあります。

そこで、SG-5010という、若干弱めのサーボモーターに差し替えることにしました。何度かテストしたところ、安定して動作することを確認しました。

サーボモーターに取り付けるブランケットは、MG-995または996用のものをAmazonで購入しています。このブランケットはSG-5010でも使えます。

ブランケットの補助パーツ制作

サーボモーターとブランケットの接点は1つのため、サーボモーターの重さで少し傾きます。

接点を2か所にするため、パーツを3Dプリントしました。

オリジナルのブランケット拡張パーツです。

2点でサーボモーターを支えることで、水平に近づきました。

SG-5010はメタルギアのMG-995に比べると、サーボホーンの強度に不安があるので、補助パーツで支えたほうが安心でしょう。

iPhone Safariで無理やり縦フルスクリーン

iPhone Safariが縦向きの時、Webページをフルスクリーンにすることは、通常できません。ただし、自分の制作しているページに限り、無理やりフルスクリーンにすることはできます。

iPhone Safariの縦フルスクリーン

ちょっと古いですがiPhone7で検証。iOSは15です。

iPhoneのSafariで縦フルスクリーンを無理やり実現するには、下記3つの方法を組み合わせます。

  1. iPhone Safariは横向きにするとフルスクリーンになる
  2. iPhoneのアクセスガイドで、横向き状態で固定できる
  3. CSSで横向き画面を90度回転させ、縦向きにする

3.でCSSを使うために、自分が制作しているサイトに限られてしまいます。(正確には、自作サイトに全画面iframeを設置することで、他サイトをフルスクリーンにすることはできます。)

1. iPhone Safariは横向きで全画面表示

iPhone Safariを横に傾けたとき、全画面にならない場合は設定変更が必要です。

コントロールセンターを表示し、画面縦向きロックをオフにします。(上の図参照)

iOS15のSafariでは、横向きにするだけで全画面になります。

2. iPhoneを横向き固定

常にフルスクリーンが解除されないよう、画面の横向き固定を行います。

やり方はマイナビで詳しく説明されています。そちらをご確認ください。

iPhoneのアクセスガイド機能を使います。

3. CSSで90度回転させて縦向きに

フルスクリーン表示させたいWebページを作ります。

<div id=”contents”></div>の中は自由に作ります。

このdivに以下のCSSを当てます。

  • 縦横比が反転した全画面サイズにする・・・width: 100vh; height: 100vw;
  • 90度回転・・・transform: rotate(-90deg);
  • 位置調整・・・margin-top: calc((100vh – 100vw) / 2); margin-left: calc((100vw – 100vh) / 2);
  • スクロールさせる・・・overflow: scroll;

それを<div id=”wrap”></div>で囲い、余計な余白をoverflow: hidden;で切り落とします。

以上、かなり限定的な使い方だと思いますが、iPhone Safariで無理やり縦フルスクリーンにする方法でした。

ブレッドボードソケットを3Dプリント

obnizボードにサーボモーターを直挿しするより、ブレッドボードを介して接続した方が、過電流のリスクを下げられそうです。小さいブレッドボードを購入し、土台に取り付けるソケットを3Dプリントしました。

9列ブレッドボード

秋月電子に売っていた9列ブレッドボードです。

ちょうどobnizボードで9本のピン(サーボ×3)を使っていました。

このブレッドボードは、裏に円筒の突起が2つあり、何かに差し込むようにできているようです。

せっかくなので、差し込むソケットを作りましょう。

ブレッドボードソケットを3Dプリント

ブレッドボードを差し込む大き目の穴と、M2ネジ用の小さい穴を用意しました。

ブレッドボードのソケットデータは自由にご利用ください。

硬いカーボン配合のフィラメントでプリントしました。

ブレッドボードソケットを土台にネジ止めします。

ブレッドボードにピンを挿し、その後にソケットへ差し込むと作業が楽です。

組み換えもブレッドボードが外せるので、楽になりました。

モバイルバッテリーソケットを3Dプリント

80g軽量小型のモバイルバッテリー「Anker PowerCore+ mini」。obnizを使った電子工作で使いやすく、2本買いました。電池感覚で素早くバッテリーを差し替えられるようにしたく、専用のソケットを3Dプリントしました。

Anker PowerCore+ mini用ソケット

Cの字のソケットに、スポッとバッテリーがハマるようにしています。M2ネジで土台に固定できるネジ穴もあいています。

需要があるか分かりませんが、モデリングデータは自由にご利用ください。

モバイルバッテリーソケット(USB差し込み口側)
モバイルバッテリーソケット(差し込み口がない側)

ゴムのような柔らかいフィラメントでプリントする必要があります。

3Dプリントして装着

3Dプリントしたら、モバイルバッテリーをはめてみて、装着感を確認しましょう。

問題なければネジ止めして、電子工作に組み込みます。

Anker PowerCore+ miniの丸みを生かした、脱着可能ソケットの完成です。