Qidi 3Dプリンターのソフトウェアをバージョンアップしました。メーカーサイトから、最新版をダウンロードできます。バージョンアップで印刷品質も上がっているようです。
購入時付属のソフトは古い
私の持っているQidi X-proは、付属のUSBにソフトが入っていました。
ソフトの再インストールでメーカーサイトを見てみると、新しいバージョンが用意されています。
暗号化されていないhttpサイトで、ダウンロードでも警告が出ましたが、恐らくインストールして問題ないと思います。
以前使っていたQidi Print V5.2.5
付属USBに入っていたバージョンです。
旧バージョンでも分かりやすく、特に不満もなく使えていました。
新しいQidi Print V5.6.10
バージョンアップしたソフトでは、表示項目が増えています。
プリントシミュレーション機能があり、どうやって積層されていくか確認できるようになっています。
とはいえ、最も気になるのはソフトのUIではなく、実際の造形物の品質の差です。
新・旧のプリント結果比較
GoProのジョイントを、新バージョンと旧バージョンのソフトでそれぞれプリントしてみました。どちらもPLAをデフォルト値でプリントしています。
比較すると、明らかに違います。
旧バージョンだと、カーブで段(凹み)ができていたり、空洞の場所のサポートがつぶれていたりします。
しかし新バージョンでは、カーブもサポートもきれいに造形できています。
もしQidi 3Dプリンターのソフトウェアを、購入してから同じものを使っているなら、バージョンアップがお勧めです。