将棋好きの長男、次男と対局することがあります。私自身はそんなに強くないと思いますが、さすがに子供たちとは経験の差があるため、駒落ちで対局します。「裸玉」から始めるのがベストです。
大人げなく勝つことに意味はない
将棋は力量差がある場合、駒落ちで戦うことができます。
ハンデなしで戦って強い人が勝っても、将棋がつまらなくなるだけ。子供の好奇心に水を差して、良いことはないでしょう。
私も学生時代、将棋初心者だったころ、駒落ちしてくれた友達に将棋を学びました。
そういうことで、「裸玉」という駒落ちで、玉(王)以外をすべて落として、子供たちと対局します。
ライオンの群れの前に、ウサギが一匹いるような状況です。
そして子供に狩りの仕方を教えるライオンみたいな状況とも言えます。
・・・しかし、私は見守っている親ライオンではなく、狩られるウサギの立場。
必死に抵抗します。
次男と対局が始まり・・・
勝った。
狩りを教える立場としては、複雑な気持ち。
ただ、何度もやれば、ウサギの仕留め方は覚えるはず。
そして今度は長男と対局。
こんなの、勝てるか!!
逃げるしかできず、追い詰められて、食べられました。
意外と長男が強かった。
しばらく「裸玉」で次男と戦うことにします。
子供たちは少しずつ強くなっていき、いずれハンデなしで戦う日が来るでしょう。