ボッチャのボールの中身は?
時々、ボッチャの体験イベントで聞かれることがあります。
中にはプラスチックの粒が入っています。
ボールの中身は何でもOK
市販ボールの中身は通常プラスチックの粒ですが、とくに規定はありません。
モーターとか動力源をいれちゃダメですが、米でも何でもOKです。
湿気を吸いやすいものだと、ボールの重さが変わってしまうので、プラスチックが無難な素材なんだと思います。
ボールを開けてみよう
愛用しているボールに刀を入れるのは抵抗ありますが、一思いにやりましょう。
ザクッ!
縫い目の糸を切りましたが、しっかりしていて、簡単には抜けません。
ハサミも使って開封しました。
白いプラスチックの粒が飛び出してきます。
黒い粒も混じっていますね。この白と黒の配分で、微妙な重さ・硬さを調整しているのでしょうか?
軽い粒ほど量が入り、パンパンになるので、結果、硬いボールになります。
ちなみに、ボールの重さ・硬さ調整で、プロの選手はボールを開くことがありますが、こんな大胆に切り開く必要はありません。
縫い直すのが大変です。
ボールの規定は275g±12g
ボッチャボールの中身は自由ですが、重さには規定があります。
263g~287gの間で、重さを調整する必要があります。
ギリギリ263gに調整しました。
乾燥して軽くなる可能性や、自分の測りの誤差もあるかもしれないので、あまりギリギリは狙わない方が良いかと思います。
重さ・硬さがOKなら縫合
開いた口を、縫合しましょう。
手元には刺しゅう糸しかなくて、ちょっと強度が弱そうです。
改めて言いますが、通常はこんなに大きく切り開く必要はありません。
私は視覚障害者向けに鈴を入れたかったので、大きく切り開きました。
恐れ入りますが、もう一度、今度は完全に分解して、詳しい写真を紹介していただけませんか?
知りたいことは、「皮の内側にスポンジのようなクッションが貼ってあるか?」「どんな糸で、どんな縫い方をしてあるか?」「使っているペレットの一粒の大きさは?」「中心に芯になるもの(たとえば発泡スチロール球など)を入れていないか?」ボールを自作しているので、ぜひ教えてください。
ボールを自作とは、面白いことをされていますね。
私では、ボールを縫い戻す技術がなく、完全に分解すると使えなくなってしまうため、分かる範囲でお伝えします。
・皮の内側にクッションは貼っていません。
・糸の種類、縫い方はわかりません。
糸が大きめに映っている写真を参考に送ります。
・ペレットは2種類あり
◇白・・・どら焼きみたいな形。直径3.5mm~4mm、厚みは2mm。
◇黒・・・円筒形。直径3.5mm。高さ5mm。
・中心になる芯のようなものは入っていませんでした。
参考になれば幸いです。
ボッチャ用ボールの自作について、本格的に取り組む気持ちのある方へのご案内です。以下のタイトルあるいはURLで検索してください。
タイトル=ボッチャ・ボール自作教室
URL=https://bocciakira.blog.fc2.com/
独自の工夫とアイディアで、低価格で試合にも使える水準のボールの作り方を丁寧に説明しています。おそらく世界で唯一の自作教室ブログです。