視覚障害者と一緒に楽しめる「ブラインドボッチャ」を研究しています。
前回、チェスのような駒に磁石を入れたものを使い、触覚でボッチャのボール位置を伝えようとしましたが、失敗しました。
前回の失敗を踏まえ、改良します。
形状はシンプルに倒れにくく
形状でボールの色を示す物を、以下「シンボル」と呼びます。
前回のシンボルはチェスの形で、はがしやすさを優先した反面、指で触ったときに倒れやすくなってしまいました。
今回は、倒れない形状にしています。
マジックテープを底に付けると若干シンボルが浮くので、はがしやすさも問題ないでしょう。
※マジックテープがまだ手元に到着せず未検証。
触り心地は晴眼者もテスト
晴眼者(視覚に障害がない人)もアイマスクをして、ブラインドボッチャを行います。
触覚のプロではない晴眼者でも判断できることを考えると、視覚障害者向けの試作とは言え、晴眼者でのテストを十分行った方がよさそうです。
コートはフェルトで安価に差し替え
レクリエーションのボッチャコートは、たいていフリーサイズなのですが、そのコートに合わせてフェルトをカットします。
フェルトは100円で、それなりの大きさのものが買えます。
そのフェルトにミシンでラインを引き、手触りでだいたいラインが分かるようにします。(ミシン掛けへたくそですが・・・)
引き続きマジックテープが届いたら、シンボルに接着し、ブラインドボッチャでの実用性を探ります。