レーザーカッターの焦げにはヌーロ

レーザーカッターでバルサ材をカットした時、断面が焦げました。少しみすぼらしいので水性塗料「ヌーロ」を塗り、美しくしましょう。

レーザーカットの焦げ

レーザーカッターでバルサ材をカットすると、断面が黒く焦げてしまいます。

レーザーの貫通具合で焦げにもムラがあり、制作物がガタガタした印象を受けます。

ヌーロを塗る

ホームセンターでヌーロ(nuro)のマーブル色を購入しました。

ヌーロは大きい水彩絵の具のようなパッケージで、見た目の通り、水性絵の具のように筆で塗れます。

これをレーザーカットした木材の断面に何回か塗ると、自然な断面に見えるようになりました。

ちょっとした塗装で、制作物の印象が大きく変わります。

クイックバークランプが接着・整形に有効

物を挟み込んで固定する「クイックバークランプ」を使っています。ハンドルを握っていくと、クランプが閉じていきます。曲面のような難しい接着で重宝します。

クイックバークランプを複数用意

ホームセンターで安く手に入る「クイックバークランプ」。Amazonでも2個セット400円くらいで手に入ります。

ダイソーでも100円で手に入りますが、こちらは少し品質に不満がありました。固定したクランプが少し戻ってしまいます。(個体差があるかもしれません。)

安すぎず、数百円のものを複数用意すると便利です。

曲面の接着と整形に有効

すべり台のような曲面の接着に、クイックバークランプを使いました。

木を少し曲げながら接着しており、整形のための固定も兼ねています。

この方法で難しい接着もできるので、クイックバークランプを重宝しています。

ゴリラ・ウッドグルーが木工接着でおすすめ

ホームセンターで広告が流れていて気になったゴリラボンド。木工用接着に特化した「ゴリラ・ウッドグルー」があり、試してみました。品質には満足です。

バルサ材をカットして接着

厚さ5mmのバルサ材をカットして、コの字型に接着します。

接着力が強そうな「ゴリラ・ウッドグルー」を用いました。

作業中、さすがに100円のボンドより接着力がある印象を受けます。

また、硬化後は塗装・研磨・切削が可能なため、接着剤がはみ出しても安心です。

そして、硬化後は自然な木材色になるのもうれしいです。木材の隙間のパテ埋めのような使い方もできます。

直角接着

3DプリントしたL字型の部品を2つ使い、バルサ材を直角に固定して接着します。

簡単にコの字型に組みあがりました。

釘を打たなくても良いと感じるくらい、接着強度は問題なさそうです。

どちらかというとバルサ材の強度の方が問題で、力を加えると接着がはがれるより先に、バルサ材が割れるでしょう。

仕上がりとしては、はみ出した接着剤も目立たず、「ゴリラ・ウッドグルー」の性能に満足しています。

ダイソーのダイヤモンドヤスリでPLAが削れる

3DプリントしたPLAの造形物の表面に、不要な突起が出来てしまいました。ダイソーのダイヤモンドヤスリを使うと、突起が楽に削れます。

ダイソーのダイヤモンドヤスリ

100円で3本セットの棒ヤスリが買えます。

ダイソーのダイヤモンドヤスリ。名前の通り、硬いものを削れます。

PLAフィラメント※は硬くてヤスリがけが大変ですが、このヤスリなら簡単に削れました。

※木部線維入りのPLAで、通常のPLAより加工しやすいのかもしれません。

3Dプリントされた不要な突起

フィラメントの送出設定がうまくないと、3Dプリントした際に突起が出来てしまうことがあります。

この突起を平らにするには、棒ヤスリを使うと楽です。

ヤスリをかけましょう。

白く跡が残っていますが、苦労せず、突起を削ることができました。

ダイソーのダイヤモンドヤスリは、平らなヤスリの他、楕円と円のヤスリがあり、造形物の形状に合わせて削れるので便利です。

9V角型電池でkeyestudioモータードライバー利用

micro:bitとkeyestudioのモータードライバーで、サーボモーターを動かします。前回は電源を失敗しましたが、9Vの角型電池を使うことで正常に動作しました。

9V角型電池を接続

keyestudioのモータードライバーの入力電圧がDC 6-12Vなので、9Vの角型電池を利用します。

単三電池4本より、コンパクトで電圧も高めなので、角形電池の方が使いやすい印象です。

SG-90サーボモーターをモータードライバーに接続すると、正常に動作しました。

SG-5010サーボも動作する

パワーが強いSG-5010サーボモーターも接続してみました。

これも動作します。

SG-90でパワー不足の場合でも安心です。

micro:bitのkeyestudioモータードライバーは電圧注意

micro:bit(V1.5)とkeyestudioのモータードライバーを接続し、サーボモーターを動かしてみます。入力電圧はDC 6-12Vなので、単三電池3本では動きません。

入力電圧に注意

引用:keyestudio.comキャプチャ

keyestudioモータードライバーでSG-90サーボモーターを動作させます。

商品写真を見ると、単三電池2本で良いようですが、試しても動きません。

単三電池3本でも動きません。

写真の電池は1本3.7Vで合計7.4V。ドライバーの仕様をよく読むと、入力電圧はDC 6-12Vと書いてありました。

USB5V電源追加でサーボは動く

試しにUSBの5V電源をmicro:bitにつなげると、サーボモーターが動作するようになりました。

2か所から電源を取っていいのか不明です。

どのみち2か所の電源は煩わしいので、6V以上の電池を用意した方が良さそうです。手元に電池ケースがなく試していませんが、1.5V電池4本で動作するでしょう。

obnizが優秀

micro:bitでサーボモーターを動作させるのは一苦労です。

この苦労を知ると、挿すだけでサーボが使えるobnizは優秀だと感じます。

値段はmicro:bitの倍以上しますが、モータードライバーや電源の費用、時間コストを考えると、obnizを利用する方がお得に感じることがあります。

micro:bitモータドライバでSG-90サーボ利用

micro:bitでサーボモーターを簡単に扱いたいと思い、モータドライバボードを利用しました。SG-90サーボモーターであれば動作しました。

モータドライバボードでサーボを動かす

Richer-R マイクロビット用モータドライバボード」をAmazonで購入。

単三電池3本をつないで、サーボモーターを動かしてみます。

最初に試したのはSG-5010サーボ。

・・・動きません。

わずかに動作音がするため、電流は行っているようです。

SG-90で試す

SG-90サーボに切り替えてみましょう。

1秒ごとに0度、90度を繰り返すプログラムが、正常に動作します。

電源、micro:bit、モータドライバ、どこに問題があるか分かりませんが、動作するサーボは限られているようです。

有名なSG-90であれば問題ありません。

ペットボトルの重りでバルサ材を曲げる

厚さ5mm、100mm×600mmのバルサ材を曲げてみます。水でぬらしてペットボトルをのっけると、曲がってくれました。

ペットボトルの重り

乾燥したバルサ材は割れやすいので、まず水に濡らして曲げ加工を始めます。

2リットルペットボトルを3つ用意します。

ねかせた2つのペットボトルを台にして、バルサ材を橋のようにかけます。そしてバルサ材の真ん中に、重りとしてペットボトルを置きます。

四角に近いペットボトルを使っていますが、丸いペットボトルの方が、より曲線になると思います。

重り追加

様子を見て、ペットボトルをもう一本追加します。

曲がってくると、バルサ材が地面について、これ以上曲がらなくなります。その場合は台を高くしましょう。

一晩放置で曲げ加工完了

ペットボトルの重りを置いたまま、一晩放置します。

翌朝、重りを外して見ると、ある程度湾曲をキープしてくれました。

これで、ボールのすべり台を作ります。

バルサ材5mmを3.5wレーザーカッターで切断

厚さ5mmのバルサ材をレーザーカッター「FABOOL Laser Mini」で切断してみます。レーザーが貫通したところもありますが、切断には至りませんでした。

バルサ材をレーザー切断

軽くて加工が簡単な、バルサ材をレーザーカットします。

FABOOL Laser Miniの3.5wを使い、設定ソフトのプリセットにあった「バルサ材4mm切断」を実行してみます。

さすがに厚さ5mmのバルサ材が貫通する気配はなく、2回実行しました。

しかし、それでも切断できません。

これ以上レーザーを当てると、焦げがひどくなるので、カッターで切り抜くことにしました。

バルサ材の断面

バルサ材を切り抜いてみると、断面の色が2層になっていました。

レーザーが当たったところが黒くなっています。

貫通したところは上から下まで黒くなっていますが、半分程度しか黒くなっていないところが大半です。

おそらく焦点の問題で、地面の歪みか、バルサの歪みか、レーザーカッター組み立ての歪みなのでしょう。

バルサ材の場合、金属のカッターでも切り抜けるので、無理にレーザーだけで切り抜かないようにします。

レーザーカッターの煙はキッチンダクトで排気

レーザーカッターの使用場所を検討しています。切断するものによっては煙が出るので、ダクトがあるキッチンが最適と考えました。

キッチンダクトで煙を吸おう

レーザーカッターで木材を切断しようとすると、それなりに煙がでます。

窓を開けて作業していましたが、夏場は暑いのが問題です。逆に冬は寒いでしょう。

窓を開けなくても、キッチンのダクトを使えば煙を排気できそうです。

キッチンの床で作業することにしました。

使っているレーザーカッター「FABOOL Laser Mini」は、持ち運びできるのが良いです。

水もあるので安心

レーザーカッターをキッチンで使うと、思惑通り、ダクトで排気ができました。

しかも、シンクにホース付きのシャワーがあるので、万が一火事になってもすぐに水をかけられます。

キッチンは火も煙も想定されている場所なので、レーザーカッターの使用場所としても適しています。