Photoshopの「オブジェクト 選択ツール」実験

いまさらながらPhotoshopの「オブジェクト 選択ツール」に気づきました。Photoshopがサブスクリプションになってから、自動で追加される新機能を見落としやすくなったのかもしれません。もっと早く知っておくべきでした。

オブジェクト 選択ツールの実験

ツールバーにいつの間にかあった「オブジェクト 選択ツール」が、どれほどの機能か、実験してみます。

実験用にモルモットの写真を用意しました。

毛がある動物は難しいだろうと思い、無機物(insta360 GO2)も映っている写真で比較実験します。

無機物の方が輪郭がはっきりして、選択しやすいのではないでしょうか?

AIの学習していない物体に弱い?

予測に反し、小型カメラはあまり精度よく選択できませんでした。

おそらくAI判定なので、こんな一般的ではない物体を認識するのは難しかったのでしょう。

普通の輪郭選択のような結果になりました。

モルモットは意外と精度良い

モルモットを選択してみます。

選択して気づきましたが、足が見えていたようです。影で暗くなっていて、気づいていませんでした。

選択したモルモットを切り取り、精度を見るためにグリーンバックの背景に貼り付けます。

・・・悪くないです。自動選択ツールでも十分な機能と思っていましたが、さらに選択作業が楽になっています。

今度はタオルと一体化したモルモットで実験。

耳が選択から漏れてしまいましたが、おおむねOKです。

オブジェクト 選択ツールで漏れたものは、自動選択ツールで範囲調整すればよいです。

さすがにヒゲまでは選択できていません。これもいずれAIの進化で選択できるようになるでしょう。

切り抜き作業は、あまりクリエイティブな時間でもないので、どんどん短縮されるとありがたいです。

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