重量のある長いものを三脚に接続したいとき、カメラネジよりクイックシューで接続した方が安定します。今回はフラットバーに接続できるクイックシューを3Dプリントしました。
カメラネジだとゆるむ
三脚にボッチャランプ(滑り台)を接続していました。
競技特性上、ランプを左右旋回させるのですが、何度か旋回させているうちに、カメラネジがゆるんでしまいます。
カメラネジで支えるには無理がありそうなので、専用のクイックシューを作ることにしました。
クイックシュー、金属のフラットバー、ランプ。この3つをボルトで固定すれば、ネジのゆるみに悩まされることはありません。
専用クイックシューを3Dプリント
強度の高い、カーボン配合のフィラメントでプリントします。
うちの三脚のクイックシューの規格はDQ-21。底辺が41mmの正方形となります。
プリントしたクイックシューは、フラットバーにすっぽりハマります。
M4*12mmボルトでクイックシューを止めます。
裏側は六角ナットがはまるようになっています。(写真だとボルトのはまり方が浅かったので、高さ調整してプリントし直しました。)
抜群の安定感
小さなカメラネジで支えていた時より、抜群の安定感です。
激しく旋回させても、ズレようがありません。
あとは、ランプとプレートを接続するジョイントを3Dプリントして完成となります。