ふりがなで使うruby要素。その中に、rt、rp、rb要素を内包することがあります。標準仕様となったWHATWGのHTMLでは、rbは存在しないので忘れてOKです。
rubyコーディングは視認性が悪い
IE7とかがあった時代のコーディングでは、例えば「漢字」にルビを振る時、下記のような書き方をしていたと思います。
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<ruby><rb>漢</rb><rp>(</rp><rt>かん</rt><rp>)</rp><rb>字</rb><rp>(</rp><rt>じ</rt><rp>)</rp></ruby> |
もう、編集困難なコード量ですね。
WHATWGのHTMLではrb要素が存在しません。
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<ruby>漢<rp>(</rp><rt>かん</rt><rp>)</rp>字<rp>(</rp><rt>じ</rt><rp>)</rp></ruby> |
少しは、見やすくなった・・・かもしれません。
rpを使うことは少ない
企業サイトなどのブラウザサポート範囲だと、ruby非対応環境が対象になることは少ないでしょう。
ruby非対応の時、かっこを表示させることができるrp要素も、書かないことが多いです。
また、複数の文字にまとめてルビを振るほうが楽なので、実際のコーディングで多く用いられるのは、下記の書き方でしょう。
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<ruby>漢字<rt>かんじ</rt></ruby> |
これで十分かと思います。