第1回 IoT×プログラミング教育
ロボットに心臓を与え、点滅させます。
子供が組み立て、親がサポート
電子工作部品を目の前にした子供たちは、目を輝かせていました。
組み立ての土台となる、ブレッドボードを差し出します。
ブレッドボードは穴の奥で回路がつながっていて、「-」「+」の列は横に。「a」から「j」の列は縦につながっています。
どこと、どこが通電するかを覚えれば、難しくはありません。
子供には、指をさしながら「10番のところの2番目に挿して。」と言えば、ブスブス挿して、回路を作ってくれるでしょう。
最初はシンプルな回路
使った部品は、
赤色LED ×1
抵抗器330Ω ×1
ジャンパーワイヤー ×2
初めての電子工作にふさわしい、シンプルな回路です。
これを子供たちは器用に組み立てます。
小さい部品ばかりで苦戦するかと思いきや、手が小さいからか、意外と幼児でも組み立てられます。
6歳の長男は、余裕で組み立て
4歳の次男は、長男のサポートを受けながら組み立て
2歳の三男は、針金を曲げながら力ずくで組み立て
0歳の四男は、部品を食べようと近づいてきて
・・・4歳以上推奨です。
ロボットに心臓組み込み!
あっさり回路は完成しました。
いよいよロボットに心臓を組み込みます。
以前、長男に描いてもらったロボットの絵をコピーして、心臓部分に穴をあけます。
そして、LEDを突っ込みます。
昨日用意したプログラムを実行すると・・・
「できたー!」
点滅の速度を変えてみましょう。
#define ledPin 10 void setup() { pinMode(ledPin, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(ledPin, HIGH); delay(1000); digitalWrite(ledPin, LOW); delay(1000); }
delayを1000に変えると、今度は心臓がゆっくり動いたり・・・。
ただの「Lチカ」を、ちょっとだけ楽しくすることに成功です。