ボッチャランプにセットしたボールを、遠隔で発射する装置を作っています。スマホ越しに選手がアシスタントに指示を出し、ボッチャをプレイします。
スマホ越しに狙う
ランプ上部に取り付けたスマホ。これを介して遠隔でボッチャを楽しみます。
スマホの向きを遠隔で動かせるので、コートを見ながらアシスタントに指示を出し、ランプの位置やボールスターターの位置を調整します。
当初はランプ自体をモーターで旋回させようと思っていたのですが、アイスタントの役割に該当するところは機械化をやめています。
ボール発射!
実際に遠隔ランプでボッチャをプレイします。
専用の操縦画面からボールを発射します。
離れた場所にいる子供が発射ボタンを押すと、装置のリリーサー(指示棒)が動き、ボールが転がりました。
カメラの撮影都合でアシスタントがいないのですが、実際に遠隔で子供が指示を出し、アシスタントの私がランプの向きを変えてプレイしています。
高度なプレイも可能!?
この遠隔ランプは、レクリエーションボッチャ用に作っています。
手軽に持ち運べるように、ランプと発射装置を合わせて3kg以下におさめます。
ランプにしては軽すぎて、若干不安定です。ただ、そこまで精度に影響がないようで、高度なプレイも可能でした。
ちなみに群馬大理工学部が、本格的な遠隔ランプを作っていました。
ボッチャの公式戦では電子機械の利用は認められていないのですが、県協会は主催大会での使用を認めたようです。
前例があるので、意外と遠隔参加OKの大会が増えていくかもしれません。