obnizとサーボモーターで歯車を動かしてみます。歯車工学(?)の知識がなくても、意外と簡単に作れます。そして組み立て、ネット経由で回転する一脚台となりました。
Tnkercadで歯車モデリング
オンライン3Dソフト「Tnkercad」で歯車のモデリングをしました。
歯を2つ対角線上に作って、それを回転コピーさせていけば歯車になります。
あまり厳密に設計せず、直感で作っても、歯がかみ合ってくれます。
回転角度とか、回転速度とかの精度を求めるような場合は、歯車工学の知識が必要かと思います。
歯車を3Dプリント
歯車を3Dプリントするときは、密度100%が望ましいと思います。
歯が折れないように強度が必要でしょう。
プリントした2つの歯車にはそれぞれ、SG-5010サーボモーター、ベアリング回転盤を取り付けます。
歯車の裏には、サーボホーンやベアリング回転盤を取り付ける溝を作っておきました。
一脚台を3Dプリント
今回歯車で動かしたいのは一脚です。
一脚取り付け台も3Dプリントしました。
きついゴムのようなフィラメントでプリントしていて、差し込むと私の持っている一脚(HAKUBA KUP-80)がしっかり固定されます。
歯車を組み立てよう
ダイソーの木箱に歯車を取り付けていきます。
まずはベアリング回転盤をネジ止め。
次に歯車と回転盤と一脚台を一気にネジ止めします。
事前に木箱にドライバーを通すための4つの穴を空けています。
・・・回転するので、穴は1つで良かったようです。
回転一脚台となりました。
続いてサーボモーター付き歯車を取り付けます。
サーボモーター取り付け器具のモデリングが悪くて、ネジ止めした時に割れました。
・・・モデリングをやり直して、組み立て直します。
一脚回転台の完成
歯車で動く、一脚回転台が完成しました。
obniz公式サイトのコードにある、スライドバーで動作テストできます。
良い感じで動いています。
一脚をセットしても、問題なく動きました。
obnizはネット経由で動作するため、これで地球の裏側からでも一脚を回転させることができるようになりました。