日経ビジネス2021.05.24に面白い記事があり、記録に残します。少子化が加速する社会で、日本人が生きる道は「国際化」「機械化」そして「孤立化」。私には予想外の解決策が記されていました。
無子化社会
日経ビジネスで少子化より深刻な「無子化社会」の特集が組まれていました。
コロナ禍で少子化が18年早送りされ、都会も田舎も関係なしに、子供を見かけない無子化エリアが出現するとのことです。
その対策が3つ紹介されていました。
「国際化」「機械化」そして「孤立化」
無子化社会への対策で国や企業ができることは、①一段の国際化、②究極の機械化、③人々の孤立化。
①②は簡単に思いつくことです。現役世代1人で高齢者1人を支える時代が予測以上に早く到来する場合、もはや外国人か、機械に頼ることになるでしょう。
とは言え、「外国人は信用できない。」「アナログがいいんだよ。」という、強い反発があることも予想されます。
そして、誰も助ける人がいなくなり、人は孤立化し、孤独死が増える・・・。
タイトルを見たときは、このような話の流れだと思いました。
限界突破集落
国際化、機械化ができなかった場合、支えるものはなく、限界集落のように財政破綻が起こると考えていました。高齢者が50%以上に達すると、限界集落と言われます。
しかし日経ビジネスの特集では、「限界突破集落」というワードが登場します。思わず笑ってしまいました。
半自給自足で限界を突破してしまう人が、すでに現れているようです。
③孤立化とは暗い話ではなく、国にも企業にも頼らず自分で生きるということでした。
掲載写真の影響もありますが、機械化された町で暮らす人より、自然の中で健康的に生きている人の方が、うらやましく見えるくらいです。
3つの対策で将来の不安を無くす
個人レベルでも、無子化時代を生き抜くすべは、明確になりました。
①外国人を受け入れ交流するスキルと、②機械(ICT、プログラミングなど)を扱えるスキルを身に付け、さらに③半自給自足のサバイバル能力を身に付ければ、もう将来の不安はないでしょう。
海外の田舎の集落でサバイバル生活を送ると、①と③は一気に身に付きます。
究極手段のような「孤立化」。
不安が多い社会では強力な解決手段と感じました。