Web Speech APIで電光掲示板に文字を流す

音声入力した言葉を、電光掲示板(マトリックスLED)に表示します。Web Speech APIで音声認識を行い、obnizを経由して、話した言葉を電光掲示板に流すことができます。

耳の聞こえない人とのコミュニケーション

耳が聞こえないおばあちゃんと、ホワイトボードを使ってコミュニケーションを取っています。

しかし、なかなか疲れます。

話した言葉を、即座に文字にできれば・・・。

そこで、音声入力できる電光掲示板を作ろうと思いました。

電光掲示板であれば、省スペース、省電力で、比較的視認性の高い文字を表示できるでしょう。

obnizとマトリックスLEDで電光掲示板

電光掲示板はobnizとマトリックスLEDで作ります。サンプルコードをほぼ転用で、文字が流れる電光掲示板を作れます。

音声認識で電光掲示板に文字表示

さらにWeb Speech APIの音声認識を合体させ、chrome限定でマイクを使った音声入力ができるようになりました。

「こんにちは」と話しかけると、電光掲示板に「こんにちは」と文字が流れます。

Web Speech APIの音声認識は、なかなか賢いです。

漢字変換してくれるのが少し問題で、画数の多い漢字が潰れてしまいます。

「気」の漢字でも、可読性が低くなっています。

試作は簡単だが実用は?

今回試作したシステムのままでは、まったく実用的ではありません。

ブラウザ(PCやスマホ)を立ち上げないといけないですし、ブラウザに「今日はいい天気ですね」と表示されるなら、もはや電光掲示板に文字を流す意味はないでしょう。ブラウザを見せたほうが早いです。

ブラウザを毎回起動しなくても、言葉を電光掲示板に流せるのが理想です。

そうなるとAlexaの利用が適切でしょう。

Web Speech APIではなく、Alexaスキルをobnizと組み合わせて、電光掲示板に言葉を流す方向で、作りなおそうと思います。

“Web Speech APIで電光掲示板に文字を流す” への4件の返信

    1. 失礼しました。コメントを見落としていました。
      さらに、この記事は3年以上前に作ったもので、web speech APIを使ったコードが残ってなかったです。
      参考にならず、すみません。

  1. 文字を表示して、流れる、ところまではできるのですが、1回しか流れず、、、、ループして流れ続けるようにしたいのです。

    1. テストできる環境がなく、obnizのサンプルコード(https://blog.obniz.com/make/text-on-matrix-led)を見ての返信になります。
      単純な方法ですと24行目に、

      if(x < -100){ x = matrix.width; }

      を追加すると繰り返すかもしれません。
      文字の長さによって「-100」の部分を変える必要があります。

      サンプルコードだと23行目に「x--;」とあり、文字のX座標が1ずつ減って左に動きます。
      ある程度左に行ったら、初期値の「matrix.width」にX座標を戻すと繰り返すような気がします。
      (実際に試してなく、うまくいくか分かりません)

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