価格が見つからない?ユーザビリティの原則

マニアックな電子部品をECサイトで探す際、Amazon、楽天以外を使うことがあります。

特に「秋月電子通商」は、部品のデータシートがあり、お世話になっています。

ただ重要なところで、迷うことが・・・。

価格が見つからない!

なぜか、商品の価格が見つかりません。

キャプチャ:秋月電子通商2017年2月

しばらく売り切れと勘違いして、ページを離脱していました。

そのうち違和感に気づき、よく見たら価格が掲載されていたことに気づきました。

関連商品のテキストリンク一覧の下に、価格があります。

気づかなかった理由

なんと、注意力がないのでしょう!

・・・と、思わずに、気づかなかった理由を考えました。

 

たぶん、ユーザビリティの第一人者ヤコブ・ニールセン博士が言う「学習のしやすさ」の原則に則してないからだと思います。

大手ECサイトでは、商品価格が商品名の下に目立つように記載してあるのが一般的です。

私も「そこに記載しているはずだ!」と、無意識に学習しています。

 

具体的に見ていくと、Amazonであれば、商品名の下に目立つ赤字で価格を掲載。

キャプチャ:Amazon(2017年2月)

 

楽天も同様です。

キャプチャ:楽天(2017年2月)

 

Yahoo!ショッピングも商品名の下に、赤字ではないですが、大きく目立つ価格表示を行っています。

キャプチャ:Yahoo!ショッピング(2017年2月)

 

やはり、商品名の下に、目立つように価格を掲載するのが、一般的(利用者数の多いサイト)になっています。

 

独自レイアウトで、使い方や見方を学習しないと利用できないサイトでは、ユーザビリティが低下して、売り上げを落とすかもしれません。

 

とはいえ、Amazonなどの強豪や、無数のECサイトが乱立する中で、私は「秋月電子通商」のECサイトに何度もたどり着き、データシートを参考にさせてもらいました。

学習しやすさのユーザビリティ云々とは別次元で、「秋月電子通商」サイトに価値があることは間違いありません。

 

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