ちょっとした動きを記事に載せたいとき、GIFアニメという選択肢があります。
音声がいらず、短い動画であれば、ユーザーがクリック、タップ不要なGIFアニメが有効な場合が多いです。
特にループ再生の動画には、もってこいです。
ただ、思った以上に容量が重く、質を落とさず圧縮するのに試行錯誤しました。
動画をGIFアニメへ変換
2秒の動画(mp4形式)をGIFアニメに変換します。
変換は手軽にできるオンラインツールを使います。
3つのオンラインツールを試したのですが、なぜかうまく変換できたのはGirafというツールだけでした。
Girafは日本語の上、丁寧なUIなので、迷わず使えます。
GIFアニメの出力設定は
サイズ:480×270ピクセル
フレーム数:25
フレームレート:12fps
動きを見せたいので、フレームレートは高く設定しています。
これで出力されたGIFアニメの容量は・・・2.12Mバイト。
重いです。
GIFアニメを圧縮
GIFアニメの軽量化のため、圧縮ツールを探していると、ezgif.comが提供しているオンラインツールに出会いました。
英語だったのでGoogleサイト翻訳の力を借ります。
重複するフレームを削除する(Remove duplicate frames)
画像変化のほぼないフレームがあるので、削除しましょう。
度合いは 50%としています。
ファイルサイズ:1.02M(-51.79%)
これだけで半減します。
透明性を最適化する(Optimize Transparency)
アニメーションしていないところは透明にして、前のフレームの画像を表示させる軽量化です。
度合いは4%としています。
ファイルサイズ:413.77K(-60.49%)
これも効果絶大で、一気に軽量化しました。
カラーリダクション+ディザ(Color Reduction + dithe)
色数を減らします。
256色から128色に半減させつつ、色の境界をぼかすディザを使います。
ファイルサイズ:326.65K(-21.06%)
色数を半減してましたが、思ったより軽くなりませんでした。
もっと色数を減らしても良いですが、別のことを試しましょう。
損失のあるGIF(Lossy GIF compression)
直訳で「損失のあるGIF」でしたが、劣化だと思います。
思い切って150%の度合いで適用します。
ファイルサイズ:218.62K(-33.07%)
ガサガサした感じになりました。
ここまでで、90%カットの圧縮となりました。
動画の取り直しで質の高い圧縮
- 重複するフレームを削除する
- 透明性を最適化する
この2つで、相当な削減効果がありました。
なので、必要な場所以外は動かないよう、しっかり三脚で固定しで動画をとることが、GIFアニメ変換時の軽量化につながります。
撮りなおして、重複するフレーム削除と、透明性の最適化をすると・・・
ファイルサイズ:146.15K
画質の低下もほとんどなく、重さを93%削減できたようです。
分かりやすくて丁寧な解説、ありがとうございました!!助かりました。
ありがとうございます。
役立つ情報であれば、幸いです。
参考にさせていただきます。
お役に立つ情報でした。
ありがとうございます!
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