GIFアニメを90%圧縮

ちょっとした動きを記事に載せたいとき、GIFアニメという選択肢があります。

音声がいらず、短い動画であれば、ユーザーがクリック、タップ不要なGIFアニメが有効な場合が多いです。

特にループ再生の動画には、もってこいです。

ただ、思った以上に容量が重く、質を落とさず圧縮するのに試行錯誤しました。

動画をGIFアニメへ変換

2秒の動画(mp4形式)をGIFアニメに変換します。

変換は手軽にできるオンラインツールを使います。

3つのオンラインツールを試したのですが、なぜかうまく変換できたのはGirafというツールだけでした。

Girafは日本語の上、丁寧なUIなので、迷わず使えます。

GIFアニメの出力設定は

サイズ:480×270ピクセル
フレーム数:25
フレームレート:12fps

動きを見せたいので、フレームレートは高く設定しています。

これで出力されたGIFアニメの容量は・・・2.12Mバイト。

重いです。

GIFアニメを圧縮

GIFアニメの軽量化のため、圧縮ツールを探していると、ezgif.comが提供しているオンラインツールに出会いました。

英語だったのでGoogleサイト翻訳の力を借ります。

重複するフレームを削除する(Remove duplicate frames)

画像変化のほぼないフレームがあるので、削除しましょう。
度合いは 50%としています。

ファイルサイズ:1.02M(-51.79%)

これだけで半減します。

透明性を最適化する(Optimize Transparency)

アニメーションしていないところは透明にして、前のフレームの画像を表示させる軽量化です。
度合いは4%としています。

ファイルサイズ:413.77K(-60.49%)

これも効果絶大で、一気に軽量化しました。

カラーリダクション+ディザ(Color Reduction + dithe)

色数を減らします。
256色から128色に半減させつつ、色の境界をぼかすディザを使います。

ファイルサイズ:326.65K(-21.06%)

色数を半減してましたが、思ったより軽くなりませんでした。

もっと色数を減らしても良いですが、別のことを試しましょう。

損失のあるGIF(Lossy GIF compression)

直訳で「損失のあるGIF」でしたが、劣化だと思います。
思い切って150%の度合いで適用します。

ファイルサイズ:218.62K(-33.07%)

ガサガサした感じになりました。

ここまでで、90%カットの圧縮となりました。

動画の取り直しで質の高い圧縮

  • 重複するフレームを削除する
  • 透明性を最適化する

この2つで、相当な削減効果がありました。

なので、必要な場所以外は動かないよう、しっかり三脚で固定しで動画をとることが、GIFアニメ変換時の軽量化につながります。

 

撮りなおして、重複するフレーム削除と、透明性の最適化をすると・・・

ファイルサイズ:146.15K

画質の低下もほとんどなく、重さを93%削減できたようです。

“GIFアニメを90%圧縮” への6件の返信

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