第2回 IoT×プログラミング教育
ボタンを押して、LEDが光る仕組みを作ります。
子供はなぜ、ボタンを押したくなるのか?
子供たちにとって、バスのボタンや信号のボタンを押すことは、争奪戦になるほど魅力的なことです。
私も幼少のころ、弟と競った覚えがあります。
なぜボタンを押したくなるか分かりませんが、人はボタンを「押せる!」と認知すると、無性に押したくなる本能を持っているようです。
幼いほど、その本能を抑えられないのでしょう。
ボタンの仕組みは?
Arduinoエントリーキッドに「タクトスイッチ」という付属品があります。
押しボタンです。
さっそく使おうと思いきや・・・あれ?どう使えばいいか分かりません。
日常生活で、ボタンの仕組みなんて考えたこともなかったです。
調べると、ボタンを押すことで、ボタンから生えている4つの足、全てがつながるようです。
組み立てよう!
ボタンの仕組みが分かれば、回路は簡単です。
オレンジのジャンパーワイヤーを1本増やしました。
さあ、子供は本能を抑えられず、ボタンを押したくて仕方ありません。
プログラムを前回と変えていないので、ボタンを押すとLEDが点滅するはずです。
ボタン、ポチッ!
期待通り、点滅してくれました!
長男は、ボタンを押すことに没頭しています。
点滅を点灯に
試しにコードを変えて、ボタンを押している間、点灯し続けるようにします。
#define ledPin 10 void setup() { pinMode(ledPin, OUTPUT); } void loop() { digitalWrite(ledPin, HIGH); delay(1000); digitalWrite(ledPin, HIGH); delay(1000); }
10行目をLOWからHIGHに変えます。実際ありえないコードですが、これで点灯し続けました。
長男「ねえ!次は!?」
催促されましたが、お父さんの知識のネタ切れです。また、勉強します。
次回は、アナログなことをしようかな。