被保険者報酬月額算定基礎届を電子申請をしようとして苦労しました。日本年金機構の説明動画を見たのですが、「簡単」「簡単」と繰り返されており、先に進まず・・・もうその時点で簡単ではなかったです。
「簡単」であることの説明に1分以上
※2021年7月の情報です。動画が今後差し替わる可能性はあります。
日本年金機構の電子申請ページに利用案内動画が2つあります。
上の動画が導入編?下が詳細編のようです。上の「GビズIDと届書作成プログラムを利用した電子申請」を再生しましょう。
YouTube広告が再生された後、オープニングで「いつでも、どこでも、簡単に!」というナレーション入りのタイトルが表示されます。
そこから、タブレットの変身シーン(?)を挟み、1分10秒あたりでまた「いつでも、どこでも、簡単に!」が再生されます。
・・・進まない。最初の広告と合わせて1分半は、本編までの待ちです。
現時点で5万回再生。人件費は1分半で100円程度なので、すでに全国500万円分の人件費を消耗しています。
本当に簡単なら、1分半で説明が終わっているような。
「簡単」「簡単」と繰り返す時点で、時間を消耗するため、必然的に簡単ではなくなります。
「簡単」連呼、再び
申請方法の確認で、より必要なのは下の動画「届書作成プログラム操作説明編」です。
また広告の後、「はじめてでもわかる!」「簡単に!」「電子申請が簡単にできる」と、30秒間ナレーションが入ります。
・・・何度「簡単」を聞けばいいのか。
実際は最高難易度のシステム
3時間くらいかけて電子申請をしました。
ここまで簡単ではないシステムは久しぶり。過去最高難易度だったかもしれません。
YouTubeのコメントでも「難しすぎる!」「表現してる内容の意味が解らない!」「郵送の方が比較にならないほど簡単」と声が上がっています。その通りです。
おそらく指揮系統・体制の問題で、思うように開発はできないと思いますが・・・全国で経理処理の人件費を不毛に消費するので、改善を願います。