ノートPCで大量の自然言語処理を試みると、数日かかることがあります。根本的に改善するにはPCを新しくすることが有効です。私の場合は処理時間が40%短縮されました。
この記事について
ノートPCで自然言語処理をするような初心者向けの記事です。本格的な処理をする方には参考にならないと思います。ご注意ください。
PCスペック比較
同価格帯のノートPC、3年前のモデルと現行モデルで、BERTの処理速度を比較してみました。
旧PC HP Spectre x360 13(2017モデル)
CPU:Core i7-8550U
グラフィック:Intel UHD Graphics 620
新PC HP Spectre x360 14(2020モデル)
CPU:Core i7 1165G7
グラフィック:Intel Iris Xe
処理時間40%短縮
4つの短い文章を使い、BERTScoreのテストを行います。
結果、旧PCは処理時間が22.8秒。新PCは13..4秒。処理時間が40%短縮されています。
CPUとGPU、どちらの影響が大きいのか分かりませんが、PC性能の向上はすさまじいものです。
Web制作者が自然言語処理をするなら
近頃、Web制作者の担当範囲は、広がる一方です。
Web制作でそこまでPCスペックは必要なかったのですが・・・自然言語処理を行おうとすると、やはりPCスペックが必要です。
重い処理をするなら、PCを早めに買い替えたほうが良いかもしれません。