昨日は台風の中、浸水をセンサーで感知してLINEに通知する仕組みを作っていました。
最近、災害が増えているので、これからの防災のことを考えようと思います。
照明が連動する防災通知
昨日はIFTTTでLINE通知を行いましたが、IoTスマート照明「Hue」とも連携できます。
玄関に浸水してきたら、照明を赤く光らせる・・・といった設定が、簡単にできます。
耳の聞こえないおばあちゃんに、どう危険を伝達するかを考えたとき、照明が有効と考えました。
高齢社会でますます、音以外の緊急伝達方法が必要になっていくと思います。
ポータブル電源は一家に一台
スマート防災システム(?)を構築したとしても、電源がないと機能しません。
家庭用コンセント(AC 100V)が使えるポータブル電源は一家に一台あると、災害時、心強いです。
うちは仕事の関係でたまたま持っていました。
10万mAを超える大容量だと、スマホの充電を何回もできます。スマホは情報源・通信手段として災害時には欠かせません。
そして、このポータブル電源はコンセントが使えるので、家電を使えます。
明るい照明(先述のHue)が使えたり、熱かったら扇風機を回せたり。
ソーラーパネルとセットで、計画的に利用できれば、長時間耐えられるかと思います。
3Dプリンターで必要物品を生成
少し空想となりますが、3Dプリンターが最強の防災ツールになるかもしれません。
フォークやコップなどの食器、足を守るサンダルとか、必要なものが無いとき、店に行かずに印刷できます。
特に3Dプリントで有効なのは、ネジやボルト、ジョイントなどの修理部品の生成だと思います。
災害で自分の地域が孤立して、修理部品の輸送が困難な状況でも、技術者が自ら修理部品を生成できれば、復旧が早くなるでしょう。
3Dプリンターが手ごろになり、一家に一台あるような時代になれば、当たり前になるかもしれません。
ドローン輸送
3Dプリンターより先に、ドローンによる支援物資輸送が当たり前になると思います。
ヘリコプターに替わり、ドローンがパトロールし、人(顔)を認識し、無人で救助する時代になっていくのだと思います。
なかなか日本ではドローンを飛ばしにくく、活躍の場を作りにくい印象がありますが、災害時に活躍し、ドローン産業を活気づけてもらいたいです。
最後は水
比較的新しい(?)テクノロジーで、防災の未来を考えていましたが、やっぱり水の確保がいつの時代も基本です。
我が家は、2段ベッドの階段を132L分の水の箱(+トイレットペーパー2箱)で作っています。
家具の一部として水を常設している状態です。
それに加え、携帯浄水器を常備しています。
携帯浄水器はアフリカで泥水を飲むときに使ったもので、味は泥のままですが、生き延びるときに役立ちます。
川が氾濫し、家に浸水して孤立した時、泥水がいらないほどあるので、携帯浄水器が最も役立つかもしれません。
アナログとデジタル両方で防災に取り組めればと思います。