Webサービスのログイン画面で、アカウントだけ先に入力し、パスワードは後で聞かれる経験が増えてきました。
例えばAmazon、Google、Micorosoftなどのログイン画面です。
たしか昔は、アカウントとパスワードをセットで聞かれていたと思います。
間違いを特定できない
アカウントとパスワードのセットだと、ログインできない場合、どちらが間違っているか分かりません。
間違ったアカウントで、ありとあらゆるパスワードを試すこともあります。
そしてロックされる!
セキュリティとしては良いのですが・・・ストレスにはなります。
2段階入力なら間違いが明確
アカウント、パスワードの順で2段階入力する方式なら、アカウントを間違った時点で不毛なパスワード入力がなくなるので、ユーザーにストレスを与える時間を減らすことができます。
アカウントが間違った場合、違うメールアドレスを試してみよう・・・と、迅速に判断を下せます。
余談ですが、Amazonのログイン画面を見ると、「アカウント」という言葉を使わず、「Eメールまたは携帯電話番号」という具体的な文言を使い、ユーザーの迷いを減らす配慮をしています。
Webサービスの利用機会が増え続け、アカウントやパスワードを忘れて困るユーザーが増えていると思います。
単純なログイン画面のUIデザインも、作り込むことで会員の離脱を防ぐことができそうです。