第12回 IoT×プログラミング教育
野外学習です。人感センサーは人間以外にも反応するか、調べます。
カエルがいた!
土手に出かけ、お母さんが川を覗き込んでいると・・・
「!!カエルと目が合ったぁぁぁ げぇぇぇぇ!!」
運よく(運悪く?)、大きいサイズのカエルと遭遇しました。
まだ寒くて、寝ぼけているのか、まったく逃げなかったので、簡単に捕まえられました。
カエルは人感センサーに反応するのか?
プログラムは前回と変わりません。
回路も可変抵抗器が、人感センサーに変わっただけです。
カエルを芝生に置き、人感センサーを向けます。
人感センサーが反応して、7セグメントディスプレイに710くらいの数字が表示されています。
いや、違います。
これは子供たちが反応しているだけです。
子供たちに、どいてもらいました。
カエルと人感センサーのにらみ合いが続きます。
・・・。
・・・。
・・・ほんとうにこのカエル、動きません。
らちが明かないので、我が家に招待して、カエルに人感センサーを向けておきます。
パソコンとArduinoを接続し、1秒ごとに人感センサーの値を記録するようにしました。
数時間観測すると、カエルは動いていたのですが、人感センサーに反応した記録はありません。
水槽の内部に人感センサーを取り付け、さらに数時間観測しても、やはり反応がありません。
結論:カエルに人感センサーは反応しない
人じゃないと反応しないのか・・・。
人感センサーの原理について「何か動いたら反応する」と仮説を立てていたのですが、違うようです。
カエルに反応しないということは、体温が関係あるのでしょう。
恒温動物の熱を感じ取っているのかな?
今度は恒温動物で、そこら辺にいるハトで試してみたいと思います。