ブラスチューブでボッチャボールの中身を抜く

硬いレク用ボッチャボールを柔らかくしたいとき、飲用のプラスチックストローより、金属の筒(ブラスチューブ)を挿した方が、効率よく中身を抜けました。※レク用ボール向けの記事なので、公認球ではご注意ください。

ブラスチューブを斜めにカット

Amazonで買ったブラスチューブ、外径4mm、4.5mmを使います。壁厚は0.2 mmです。

ボールに差し込めるよう、金属用のこぎり(100均)で斜めに切断します。

2~3段階で挿す

まず、つまようじ、もしあれば太めのキリで、ボールのつなぎ目を広げます。

4mmのブラスチューブを挿し込み、中身のペレットが出てくるのなら、これでOKです。

出てこないのなら、4.5mmに切り替えます。

私の持っているボールは、4.5mmでも詰まることがあるのですが、詰まった場合は、4.5mmに4mmのブラスチューブを挿し込んで、詰まりを解消します。

中身のペレットはいろいろ

安いレクボールは、どんな中身が出てくるか分かりません。

同じボールセットの中でも、白っぽいペレットが出てくるもの。黒のペレットだけが出てくるもの。

時には鋭利で、内側から皮を突き破りそうなペレットも出てきます。

ブラスチューブは効率的

潰れてしまうプラスチックのストローより、ブラスチューブは効率的にペレットを抜けます。

反面、ブラスチューブは硬いので、ボールを傷つけるリスクが上がります。

レク用のボールだと、多少傷つけても問題ないので、容赦なくブラスチューブを挿し込めました。

よく考えるとレクでも高いような気がしますが、公認球が高すぎて、感覚がマヒしているのかもしれません。

安いボッチャボールセットを使いやすく

楽天で17,800円のボッチャボールセットを買いました。これでも比較的安い方です。ただ、ボールが硬すぎて、コントロールが難しいのが問題。ボールの中身を抜き、柔らかくします。

硬いボールはアプローチが難しい

ジャックボールにアプローチする(近づける)場合、硬いボールを使うと難しくなります。

硬いボールは転がる時間が長く、距離の調節が難しいです。さらに安いボールはきれいな球形ではないので、真っ直ぐ転がりません。

初心者がレクで使う場合は安いボールを使いたいですが、安くて硬いボールは思い通りにコントロールできず、ボッチャの楽しみを損ねる心配があります。

中身を抜いて柔らかく

たいていのボッチャボールは、皮のつなぎ目にストローを挿して、中身を抜くことができます。

柔らかくすれば転がる距離、どこかに行ってしまう距離が短くなり、コントロールしやすくなります。

ボールの中にはプラスチックのペレットが入っていて、硬めのストローを挿しこむと、少しずつペレットが出てきます。

ペレットを抜いて263g以上あれば規定の重さです。しかしレクで使うなら、この数字にこだわらず、まだ硬い場合はもっと抜いて良いと思います。250g程度にしないと柔らかくならないボールもあります。

ペレットを抜くと柔らかくなりましたが、2球抜いただけで私は心が折れました。飲用のストローだと空洞が潰れて、ペレットが通りにくいです。金属製のストロー(パイプ)を使おうと思います。

はじめから柔らかめのボールを買う方が良い

ボールを柔らかくするのには時間がかかりますし、ストローを無理やり差し込むことで、ボールの耐久力が下がる恐れもあります。

こんなことなら最安のボールより、低価格帯で柔らかめのボールを買った方がお得だと思います。

ストライカスポーツのはじめてのボッチャセットが、柔らかくて使いやすく、ボッチャボールセットの中では低価格帯です。

私が購入しようとしたとき、ちょうど在庫切れで買えず、最安のボールセットに手を出してしまいましたが、ボールの柔らかさ調整に時間がかかり、後悔しています。