ランプで様々なメーカーのボッチャボールを転がしてみます。メーカーごとの性能を比べる前に、ボールごとのストレートポイントを知る方が、重要だと感じる結果になりました。
ハンディライフのスエードモデル
まずは老舗メーカー、ハンディライフのボールを試します。
スエードモデルで硬さはソフト。
ランプを使い、4m先に止まるくらいの高さで、3回転がしてみます。
各映像の真ん中に転がるようにランプを設置しましたが、横にそれました。
ストレートポイントがズレたのでしょう。
ハンディライフのクラシックモデル
続いてスペリオール・クラシック。硬さはハード。
さきほどと同じ高さのランプで転がします。
ハードなのでよく転がり、行き過ぎました。
軌道はやはり、横にそれています。
てきとうにランプにセットするだけでは、まっすぐ転がすのは難しいようです。
OLOAレクリエーションボール
OLOAの合成皮革ボール。Amazonでボール単品でも購入でき、硬さや素材を選べます。
私の持っているボールはソフトと表記されていますが、なぜかスーパーハードの硬さです。
球形ではないので、ゴツゴツ音を立てながら転がります。ランプを使ったとは思えないほど、不自然な軌道をします。
このボールに関しては、ストレートポイントを見つけられる自信はありません。(たまたま悪いボールに当たってしまったのでしょうか?)
STEERTECHレクリエーションボール
STEERTECHのレクリエーションボール。合成皮革で硬さはミディアム。
導入する施設が多いのか、よく見かけるボールです。
2球大きく横にズレ、壁に当たっています。
ハンディライフでも直進は難しかったので、レクボールでまっすぐ転がすのは難しいのだと思います。
アポワテック コネクト
日本製で高級な部類のボッチャボール。比較的経済力のある自治体で使われています。
初球(一番左)は、軌道がずれましたが、2、3球目は軌道修正できました。
これを見ると、同じボールでも精度が大きく変わるので、ストレートポイントを知ることがとても重要だと思えます。
KENKOレクリエーションボール
KENKOの安いボールです。もともと柔らかめのボールですが、長く使って皮が柔らかくなり、スーパーソフトになりました。
転がしてみると、一番精度が良い結果に。
私自身がこのボールの使い方を、よく知っているからかもしれません。
ランプ用ビクトリーボール
最後にランプ用ビクトリーボールのスーパーソフトです。
こちらは以前テストしたものの再掲載となります。
他メーカーと同じ条件で、ストレートポイントを使わずに転がしています。
距離の誤差はあるものの、まっすぐ転がります。やはり、ビクトリーボールの直進性は素晴らしい。
ボールをまっすぐ転がすのは難しい
改めて、ランプでボールをまっすぐ転がすのは難しいことが分かりました。
各メーカーのボールを3回ずつ転がしただけでは、どこがストレートポイントかも分かりません。
ビクトリーボール以外は、どこかに行ってしまう可能性大です。
ボッチャの体験会でランプを使うとき、前もってストレートポイントを探っておいた方が良いと思えました。