パラリンピックのような大きなボッチャ大会では、審判の背中側の観客が判定結果を見ることができない・・・という問題解決を考えて、以前、LEDと連動するボッチャ指示板を試作しました。
現状、子供が喜ぶただの電気仕掛けのおもちゃにしかなりませんが・・・それでも懲りずに、試作品2号を作りました。
コンパクトでさらに無線になった
試作1号は、指示板(ラケット)と判定結果を知らせるLEDが有線だったので、無線化しました。
Wi-Fiで思った以上に安定した無線環境を作れず、315MHzの無線通信といものを新たに試しています。
また、指示板1号では、重力や赤外線で指示板の向きを取得し、LEDと連動させてましたが、これも挙動が安定しないので、シンプルにボタンとしました。
裏側には電池取り付け。
ボタン電池2つで動きます。
指示板の柄の部分を空洞にすれば、電子部品が全て収まるサイズになってきました。
みっともない見た目も、改善されるでしょう。
ピンポン玉が余ったからかぶせた
指示板は卓球のラケットを利用しているので、セットで付いているピンポン球が余ります。
せっかく余っているので、穴を開けてLEDにかぶせてみました。
良い感じの照明となりました。
判定しよう
子供に審判をやってもらいます。
青が近いので赤チームの投げる番です。
指示板の赤と、LEDの赤い光で、判定結果を知らせます。
(本当は審判の後ろ側の死角でLEDが光る想定)
続いて、青チームに投げろと指示したいとき・・・
指示板の青と、LEDの青い光で伝えます。
レクリエーションボッチャ用に改良
電子工作の勉強にしかなっていない気がするので、少しは実用的なものを作りたたいです。
指示板改良の方向性を見直し、レクリエーションボッチャ用に使えるものを作ろうと思います。
週1で実際にレクリエーションボッチャをやっているので、「あったらいいな」というものを提案、開発していきます。