第6回 IoT×プログラミング教育
ついにセンサーの登場です。
光センサーを使って、明るいときに曲が流れる仕組みを作ってみたいと思います。
拍子抜けするくらい簡単です。
光センサーを挿すだけ
プログラムは前回作ったものを、まったく変えません。
「かえるのうた」が流れるプログラムです。
光で操作するので、回路からはボタン(タクトスイッチ)を取り除きました。
配線を整理するため、ジャンパーワイヤーの挿す場所を変えていますが、基本的には、光センサーを追加しただけの、単純な回路です。
LEDは、音と連動して光ると楽しいので、つけておきます。
今回はカエルっぽい緑色にしています。
光センサーは暗いときに抵抗が大きくなる
光センサーはCdS(硫化カドミウム)でできていて、この物質は暗くなるほど抵抗が大きくなる性質があるようです。
とりあえず、抵抗が大きくなるほど電気の流れは小さくなっていくので、暗くなるほど音は小さくなり、LEDの光は弱くなります。
では、電気を消してみます。
真っ暗だと、LEDも光らず、音も聞こません。
懐中電灯を近づけると・・・
歌いだしました。
カエルの粘土細工の方に気が取られて、子供たちはあまり集中していませんでしたが、実験は成功です。
光センサーを使えば、明るいときに光り、暗いときに消えるライトとかも、簡単に作れそうです。まったく役に立ちませんが。
次回はArduinoの「ANALOG IN」を使って、光センサーをもっと有効に活用したいと思います。