動くChromeのサイト内検索

昨日に続き、Chromeについて。

サイト内検索が動く

UIデザイナーしか興味を示さない、マニアックなところですが・・・

Chromeサイト内検索をするとき、ヒットした文字が検索ボックスの下にあると、ボックスがよけてくれます。

キャプチャ:Yahooトップでのサイト内検索
Windows版Chromeを使い、Yahooトップで「カテゴリ」とサイト内検索した場合

あまり気づかれないですが、UIの目指すところは、あまりに自然に使えて気づかれないこと。

職人魂を感じます。

Macの場合、アニメーションしながら移動

MacのChromeでは、検索ボックスがよけるとき、ぬるっとアニメーションしながら移動します。

OSによって、見せ方を変えているのでしょうか?

Windowsと比較すると、Macの方が、例えばアイコンが飛び跳ねたり、アニメーションを強めに使っている印象です。

OSに合わせて、Chromeの細部のアニメーションまで調整しているとしたら、恐ろしい作りこみです。

・・・単に、OSとハードの組み合わせが無数にあるWindowsでは、アニメーションを実装できないとか、技術的な理由かもしれません。

常時SSL時代へ本格的に移行!?

Chromeがバージョンアップし、「保護された通信」と、強烈に表示してきました。

アイコンを利用してシンプルなUIだったChromeが、ずいぶん目立つことを・・・
日本語特有の字画の多さで、必要以上に目立ってしまうのかもしれません。

それでも、ここまで文字スペースを使っているということは、Chromeも本気で常時SSL化を進めたいようです。

警告でるかも!

Chromeの開発者ブログ(英語ページ)によると、「最終的には、SSLに対応していないすべてのhttpページで、赤い三角形の警告を出す予定です。」

というようなことが、最後に書いてあります。

こんな感じになるんでしょうか。

企業サイトは、もう無視できませんね。

UXデザイナーに求められること

2017年が始まり、改めてUXデザイナーに必要なことを考えました。

UXデザイナーには、非常に多くのことが求められると思います。

  • デザイン能力
  • ビジネス能力
  • テクノロジー理解
  • 熱意

なんだか厳しい世の中となりました。

今回はデザイン能力について記述します。

 

デザイン能力

自社サービスのUXデザインをするのであれば、見た目の美しさを求めるデザインより、成果を出せるデザインを求められることが多いと思います。

PDCAを回し、より良いデザインを追求する。

WebサイトでABテストを行ったり、サービス利用者にインタビューをしたり・・・。

逆に、社外のクライアントが相手(特に決裁者と直接話せないような大企業)の場合、サービスの一部のデザインしか受注できない場合がほとんどで、しかも、論理的に説明できる効果重視のデザインが、受け入れられるとは限りません。

場合によっては、説明しなくても「いいね!」と喜ばれる、芸術性の高いデザインが必要となります。

ただし、最終的にはクライアントに成果を出してもらうことが大切です。

 

PDCAを回す機会を作ってもらい、成果を上げ、レポートを出すなど、徐々にクライアントの信頼を得る努力が必要です。

UXデザインは、サービス全体に関わるユーザーの体験や行動をデザインします。なので、意思決定をどれだけ権限委譲してもらえるかが、成功の鍵です。